この道は母へとつづく seanさんの映画レビュー

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映画レビュー

この道は母へとつづく

  • 公開日 2007年10月27日
  • 2.7(全14票)
原題:
Italianetz
監督:
アンドレイ・クラフチューク
脚本:
アンドレイ・ロマーノフ
撮影:
アレクサンドル・ブーロフ
音楽:
アレクサンドル・クナイフェル
美術:
ウラジーミル・スベトザロフ
製作国:
2005年ロシア映画
上映時間:
1時間39分
配給:
アスミック・エース

(C)2004 Filmofond Lenfilm Studio

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絆は続くよ、どこまでも。
投稿日:2008年3月21日
seanさんのレビュー

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ネタバレ

我が日本にも名子役と呼ばれている俳優がいますけれど、
いやはや~今作に出てくる主人公の男の子・ワーニャの
名演技には、一人として叶わないんじゃないかしら…^^;
ビックリしました。ものすごく自然体だし。

今作も、観たいな~と思いつつ、名画座待ちだった一本。
顔も知らない母親を探し求めて、
孤児院を脱走した少年の実話を映画化したという本作。
ベルリン映画祭で「少年映画部門グランプリ」を受賞した
ということですが、それは~そうでしょうと納得できます。

これ、どう見たって人身売買だよな~と思うほかない
ロシアの養子縁組斡旋組織。それと深く繋がっている孤児院。
貰われず成長した子供達は盗みと売春に明け暮れ、
年下からはチップの小銭をふんだくってプールしている。
共産主義から市場経済に移行して以来、ロシアは経済格差が
広がる一方、その結果がこういう社会問題を生んだようです。

運よく理想的なイタリア人夫婦に貰われると決まったワーニャ
でしたが、その直後、貰われた友人の実母が孤児院を訪れて、
泣きながらワーニャに想いを語ったのち、自殺してしまいます。
「もし僕のお母さんも、こんな風に訪ねてきたら…」
そんな想いから養子縁組を蹴り(すごい決断!)まだ見ぬ母を
探す旅に出るワーニャなのですが、まぁ~とにかくこの子が
とっても賢くて大人も顔負けするくらい行動力があるのです。
話そのものはまるで「母をたずねて三千里」なのですが^^;

字は独学で学ぶわ、孤児院の金庫から母の居所を見つけるわ、
あっという間に年長者の女の子がパトロンにつき(爆)
まんまと脱出に成功。途中で独りにされ街を彷徨いながらも
出逢う大人達からの親切により、なんとか辿り着いてしまう。
彼は果たして実の母親に逢えるのでしょうか。。。

追手のマダムや用心棒とのバトルなどサスペンス要素もあり、
ただのお涙頂戴映画では終わっていないところも面白いです。

(この子、日本だったら日テレかTBSで活躍したかもな~^^;)

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この道は母へとつづく

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