キャンディ

劇場公開日:

キャンディ

解説

オーストラリアの詩人ルーク・デイビスによる自伝的小説を基に、自堕落な生活を送るカップルの愛を描いたラブ・ストーリー。主演は「ブロークバック・マウンテン」で注目を集めたヒース・レジャーと、「プロヴァンスの贈りもの」のアビー・コーニッシュ。詩人志望の青年ダンは、画家を目指すキャンディと恋に落ちる。激しく愛し合いながらもドラッグに溺れていく2人。そんな中、キャンディの妊娠が発覚し……。監督はオーストラリアを起点に世界的に活躍する現代演劇界の鬼才ニール・アームフィールド。

2006年製作/108分/オーストラリア
原題:Candy
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2007年9月22日

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(C) MMV Films Finance Corporation Australia limited, Candy Productions Pty Limited and New South Wales Film and Television Office./WISEPOLICY

映画レビュー

3.5ドラッグ依存を疑似体験できる映画

2024年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

ヒース・レジャー演じるダンとアビー・コーニッシュ演じるキャンディの鮮烈なラブストーリー。
描写がとことん丁寧でリアル。演技なのか本当なのか見分けられないほど凄い。
二人の生活は褒められたものではないので、賛否両論の作品。
ドラッグ依存という別世界を疑似体験出来る。
ダンの一途さが好き。
キャンディにとってハッピーエンドなのかもしれなくて切ない。
BGMも好きだし、映像の雰囲気も好き。

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Don-chan(Daisuke.Y)

4.0激しい激しい作品

2021年2月28日
PCから投稿

ジャンキーカップルが天国を楽しみ、薬に溺れて地獄に落ち、崩壊していく物語。
こんなにボロボロになりながら、傷つけあいながら、それでもこんなにも「相手が全て」という愛し方ができるのが、信じられなくもあり、羨ましくもあった。
最後にダンが出した答えは正解だと思うけど、あまりにも悲しい。

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UNEmi

4.0ラストシーンが印象的。

2020年3月17日
iPhoneアプリから投稿

どんな状況に置かれても彼女に対する愛は変わらない。
男とは本当にどうしようもなくても愛する人への愛が本物なら魅力的に見えてしまうものなんだなぁ。
ヒースレジャーの魅力が(色んな意味で)詰まった作品。

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Toshiya

2.0そばかすなんて気にしないわ・・・

2019年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 そんなソバカスだらけの女流画家かと思っていたら、とても綺麗でした。しかも鼻も高いし、オーバードーズでイッちゃってる顔までもが魅力的。オープニングでは遊園地によくある遠心力でぐるぐる回る乗り物(?)で戯れる2人が描かれるのですが、この時点からすでにトリップ状態でした。

 定職に就かない自称詩人のダニエル(ヒース・レジャー)はこうやってキャンディ(アビー・コーニッシュ)と恋仲になり、やがて彼がやってたドラッグに興味を持った彼女がずるずるとジャンキーへの道へと突き進む。金が無くなったら親に無心。頭の中は詩とドラッグだけのダン。どうしようもないダメ男ぶりが似合ってました。そして、よき理解者であるキャスパー(ジェフリー・ラッシュ)も曲者で、大学講師の職を得たのに一緒にラリったりしているのです・・・

 とりあえず2人は結婚するものの、収入源といえば、キャンディが体を売ったりしている始末。大金を手に入れたりもするけど、結局は悪銭身に付かずといったところでしょうか・・・。まぁ、ヤク中から抜け出せないのは戒めとして、結末も理解できるし、つい大人目線で彼らを見てしまいます。

 愛し合う2人は羨ましくもあるけど、共感はまず出来ないと思われる映画で、芸術家としても魅力がなかったところが残念でした。まぁ、イギリス産のドラッグ映画よりはほのぼのとしてるし、どこか大陸的な心まで感じてしまう。あれは若気の至りだったなぁ~と回想する作者の気持ちも伝わってくるのです・・・が、とても眠かった・・・

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kossy
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