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キングダム/見えざる敵
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サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区で突然銃の乱射が、現地の警官により犯人はすぐに射殺されるも、別の男が自爆する、、幸せな風景が一転して悲惨な現場になってしまう。
現場を捜査する警官、FBI捜査官、救護される負傷者達、、、多くの人が集まっていたその場で新たな大爆発が起こった!!
その光景を遠くから見ている謎の老人と子供、、、、
始まりから怒濤のアクションシーンの迫力に目が釘付けです。
この事件は直ちにアメリカのFBI捜査官のロナルド・フルーリー(ジェイミー・フォックス)の元に連絡が入った。
なんと死傷者300人を超える犠牲者の中に仲間のFBI捜査官も含まれていたのだ。
首謀者はアルカイダ・メンバーのアブ・ハムザと目される中、両国は穏やかな解決を望んでいた。
しかし、ロナルド・フルーリーは仲間の命を奪ったテロを許す事が出来なかった。
(なんとも人間とは勝手なもんです、、、人の命は同じなようでそうではない、、、やはり仲間が殺されると許せないのでしょうか、、、)
強引に捜査に向けて精鋭チームを結成し、サウジアラビアに向かった4人、、、しかし、現地の対応は非協力的で、まったく捜査をさせてくれないのであった。
彼らの監視役のアル・ガージー大佐は、子供の頃に見ていたテレビ番組「超人ハルク」に影響を受けて悪を許せぬ正義の志を持つ男であった。
アル・ガージー大佐の協力で王子に直訴し、全面的に捜査権を得たFBIチームはテロの本拠地に乗り込み、壮絶な銃撃戦を繰り広げる。
(この銃撃戦の迫力が凄いのだけれど、ちょっとエンタテイメントを意識しているのか、あり得ない感じ丸出しです(^o^)ロケット弾が飛んで来ているのにかすり傷ひとつなく逃げ切る主役達には、冒頭でのテロシーンのリアル感はありません、、、)
拉致された仲間を助ける為に入ったアパートの別室でおびえる幼児女性老人の一家の中からアブ・ハムザを見つけ出すアル・ガージー大佐、、、、そして彼らの運命は、、、、
とにかく冒頭のテロシーンと終盤の銃撃戦の迫力は、もの凄い物があります。
一見テーマが重い暗そうな作品ですが、一級のアクション映画です。
サウジアラビアのアル・ガージー大佐役のアシュラフ・バルフムが、とても良い存在になっています。彼とロナルド・フルーリー(ジェイミー・フォックス)との間に生まれる友情関係がとても素敵です。
アシュラフ・バルフムが孫に伝えた言葉、、、
「大丈夫、仲間が奴らを皆殺しにしてくれる、、、」
ロナルド・フルーリーがテロで殺されたFBI捜査官の妻に言った言葉、、、
「必ず、奴らを皆殺しにしてやる、、、」
断ち切る事の出来ない不毛の連鎖、、、、
国と国、宗教の問題ではなく、仲間や家族が殺される事による復讐、、、
罪を憎んで人を憎まず、、、やはりそれは無理なのだろう、、、、
戦争もテロも無くなって欲しいと思う、、、
しかし、妻や子供が殺されたら、相手を許す事は出来ない。
裁判などではなく、この手で相手を殺してやりたいと思うだろう、、、
心を揺さぶるラストシーン、、、
思わず涙する人達も目立ちました。
映画を観終わってから、色々な事を考えてしまいました、、、
多くの方に観て欲しい映画のひとつかもしれません。
中東と欧米の対立は、日本人の私たちには理解しにくい問題だが、分かりやすく説明されている。また中東でもテロリストを脅威とみなし排除しようとしている側面があることも改めて知らされる。激しい銃撃、爆破シーンなどでエンタテインメントであることも意識しつつ、中東で進行している現実をドライに描いた作品だと思う。
サウジに入ってから、常に襲撃と隣り合わせという危機感を私も感じながら見ていた。クライマックスの銃での戦闘シーンは圧巻。
今この瞬間も動いている現実を描くだけに、後味のよい結末を作ることはできないだろう。使い古された言葉だが、憎しみの連鎖はテロリストを殺しても断ち切れない、ということを思い知らされる。
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