エディット・ピアフ/愛の讃歌 : 新作映画評論

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エディット・ピアフ/愛の讃歌

劇場公開日 2007年9月29日
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エディット・ピアフ/愛の讃歌 9月29日より有楽座ほかにてロードショー

愛に傷つき、歌に生きた伝説の歌姫の真実

画像1(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-
TF1 FILMS PRODUCTION
OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

大道芸人の娘に生まれ、売春宿を営む祖母に育てられ、失った視力を奇蹟的に回復させ、街角からデビューした伝説の歌姫エディット・ピアフ。不幸な生い立ちとスキャンダル、「愛の讃歌」はじめ自身の人生を反映させたバラードで庶民に支持され、フランスの国民的歌手になったピアフの人生を描く。

ロマンス小説ばりにダイナミックなピアフの人生だが、第2次大戦中の反ナチ活動やイブ・モンタンとの恋といった有名エピソードをオリビエ・ダアン監督は大胆に割愛。飛行機事故死で幕を閉じたボクサー、マルセル・セルダンとの純愛を彼女の人生の象徴とし、ピアフの真実を探っていく。新鮮な手法から浮かび上がるのは、愛に傷つき、希望を失いながらも歌への情熱だけは決して失わなかったピアフ像。短い生涯で人一倍の不幸と幸せを体験した彼女にとって歌こそが人生の礎だったのだ。ピアフの歌声とドラマが重なり、感動もひとしお。主演のマリオン・コティヤールは、数奇な人生が生んだトラウマゆえに複雑な性格になったピアフを怪演と呼びたくなるほどに熱演。気まぐれで下品で不埒だが、愛さずにいられないマリオンのあだ花ぶりは、それ自体がフランス映画史の伝説になるに違いない。

山縣みどり

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  • エディット・ピアフ/愛の讃歌
  • 「愛の讃歌」「ばら色の人生」など、数々の名曲を残したフランスの国民的シャンソン歌手、エディット・ピアフ。その波乱に満ちた47年間の生涯を描き、フランスで500万人以上を動員。ピアフになりきった主演マリオン・コティヤールは、第80回アカデミー賞主演女優賞受賞。1915年、第1次大戦中の貧しい家庭に生まれ、祖母の娼館に預けられて育ったピアフは、路上で歌って日銭を稼いでいたところを見出され、プロデビュー。瞬く間に人気歌手へと成長するが……。
  • 原題:
    La Mome
    監督:
    オリビエ・ダアン
    脚本:
    オリビエ・ダアン、イザベル・ソベルマン
    製作:
    アラン・ゴールドマン
    撮影:
    永田鉄男
    音楽:
    クリストファー・ガニング
    出演:
    マリオン・コティヤール、シルビー・テステュー、パスカル・グレゴリー、エマニュエル・セニエ、ジャン=ポール・ルーブ、ジェラール・ドパルデュー
    2007年フランス・チェコ・イギリス合作映画/2時間20分
    配給:
    ムービーアイ
  • 9月29日より有楽座ほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

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