劇場公開日 2008年10月11日

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私がクマにキレた理由(わけ) : 特集

2008年10月6日更新

ファンの皆さん、お待ちかね。スカーレット・ヨハンソンの主演作「私がクマにキレた理由(わけ)」と「ブーリン家の姉妹」が、この10月に2本連続で日本公開。日本で彼女の出演作が公開されるのは07年10月の「タロットカード殺人事件」以来、ちょうど1年ぶりとなる。しかも、それぞれ違った魅力を堪能できる2本なので、首をながーくして待っていた人には嬉しい季節です。今回はこの2本の公開にあわせて特集を敢行。第1回は、彼女の近況のまとめと、「クマキレ」についてのインタビューをお届けします。(文・構成:編集部)

※特集第2回はこちら

スカヨハ特集第1回:気になる彼女の近況チェック&インタビュー

セレブ一家に振り回される女性アニーを演じたスカヨハ
セレブ一家に振り回される女性アニーを演じたスカヨハ

■「私がクマにキレた理由」スカヨハの見どころポイント

アメリカン・スプレンダー」のシャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ夫婦監督の最新作「私がクマにキレた理由」は、スカーレット・ヨハンソン扮する、大学を卒業したものの将来の進路が見出せずにいるアニーが、ふとしたことからナニー(Nanny=ベビーシッター)として働く様子を描く。しかし、自分勝手なセレブ一家に振り回され、ついに我慢の限界を超えたアニーは……。

恋も仕事もままならない、ごくフツーの女の子
恋も仕事もままならない、ごくフツーの女の子

最近ではすっかりセクシー女優としての印象が強くなったスカヨハだが、その演技力は子役のころから証明済みで、どんな役でもこなせるのが強み。本作では、大学を出たものの将来の道が見出せず、就職活動にもつまずいてしまう実年齢と近いごく普通の若者役で、特に同性からの共感を得られそうなところがポイント。クリス・エバンス演じるイケメン大学生とロマンチックな恋の予感にも仕事上の都合で躊躇してしまう姿は、恋か仕事かに迷う現代の働く女性に響きそう。

とはいえ男子もガッカリすることなかれ。イタズラな子供にズボンをずり下ろされてピンクのパンツを丸見せてしまうなど、さりげないお色気シーンもありますので。

■新婚ほやほや!スカーレット・ヨハンソン最新情報

さて、ちょっとご無沙汰だった彼女、この1年何をしていたのかといえば、当然、女優としても今後も新作が続々な上、歌手デビュー、映画監督デビューまでして相変わらずご多忙。ここ1年の彼女の動向をまとめてみた。

ついに人妻になりました!
ついに人妻になりました!

まず07年1月、ジャスティン・ティンバーレイクのPVに出演。まるで本当の恋人同士のようにジャスティンとラブラブな内容の映像が話題を呼んだ上、ジャスティンは当時つきあっていたキャメロン・ディアスと破局。このPVが原因ではないか?と囁かれるほどで、「キャメロン・ディアスを嫉妬させるとは、さすがの魔性!」とゴシップ好きは喜んだが、当人たちはこれを否定。

07年4月にはイギリスの女性ファッション誌グラマーが行った投票で「最もセクシーな体型」の1位に選ばれる。06年には男性誌エスクワイヤで「最もセクシーな女性」にも選ばれているので、男女双方から「セクシー」と評価されたことに。

さて、ジャスティンとの間には何もなかった彼女の本命は誰かといえば、昨春あたりから付き合い始めたの俳優ライアン・レイノルズ(「ブレイド3」)と今年5月に婚約を発表。そしてつい先日の9月27日夜、レイノルズの出身地であるカナダ・バンクーバーのはずれ、大自然の中にあるリゾート地で挙式したと発表された。ジョシュ・ハートネットのような若手イケメンと交際していたこともあるが、ベニチオ・デル・トロとの“エレベーターセックス”騒動を起こし(これはガセネタだったようだが)、「男は30歳以上に限る」と発言していた彼女。レイノルズは33歳で、きちんと「30歳以上」を選んでいる有言実行ぶりはお見事。そんな男性遍歴を持つ彼女は、米大統領候補バラック・オバマともメル友であるとか。

また、5月20日には歌手デビューアルバム「レイ・マイ・ヘッド」が全米リリース。全10曲がトム・ウェイツのカバーで、デビッド・ボウイもバックコーラスで参加しているという、実に豪華だが渋~い内容。オッサン好きな彼女らしい内容といえば内容だが、ハスキーボイスの彼女にはムードたっぷりのトム・ウェイツの楽曲はなかなかいいマッチ。歌手としての彼女の今後にも期待したい。

加えて、ニューヨークを舞台にした短編オムニバス「NEW YORK, I LOVE YOU」の一編では監督デビューも決定している。

■女優最新作はレズ&セックスシーンがたっぷりの衝撃作!

W・アレンの新作ではまたまたセクシーに魅せます!
W・アレンの新作ではまたまたセクシーに魅せます!

肝心の女優業のほうも順調そのもの。中でも今から注目必至なのは、「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続くウッディ・アレン監督作となる「ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ」(写真)だ。

主演のハビエル・バルデムとの濃厚セックスシーンに加えて、ペネロペ・クルスとのレズシーンもありということで、今年のカンヌ映画祭でも話題騒然。こちらの日本公開は来年の予定で、今から待ち遠しくて仕方ないが、まずは「クマキレ」と「ブーリン家」を見て気持ちを落ち着かせて待つしかない。

次回は「ブーリン家」のスカヨハに、共演のナタリー・ポートマンとともに注目します。

>>スカーレット・ヨハンソン インタビュー

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