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「グラディエーター」のリドリー・スコット監督とラッセル・クロウの最強コンビによる二作目(たぶん)。
金融都市として見事再生を果たした近年のロンドンで働く一流金融マンが、フランスでワイン農園を営む叔父の逝去を発端に、農園に「里帰り」する模様が描かれています。
この設定で内容が読め、想定どおりに進行していく種もしかけもない月並みな作品となっています。それでもセリフが素晴らしく、ワインを題材にした作品にふさわしい芳香が漂っています。
日本人なら恥ずかしくて言えないロマンチックな言葉も、ラッセル・クロウに言わせれば見事にはまる。人の弱さをくすぐり、包み込むお馴染みのラッセルの表情を見て、映画を支える重要なパートに俳優の力があることを実感できる作品。つまり物語が月並みなほど、俳優の力が重要になるのです。それを彼は立派に果たしている。
難を言えば、スコット監督の描写がやはりスコット流の範疇にとどまったこと。戦場や殺伐とした設定なら彼の流儀は活きるが、ワイン農園では逆効果。もっとゆったりしたシーンのつなぎ方だったら、もっといい映画になってたと思います。

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名画座にて鑑賞。
観終えて思ったのは、なんでこういう作品が
拡大公開されなかったのかなぁ?ということでしたねぇ。
いい作品なのに。。。
すごく前からチラシを温めていたので(爆)
いつか近くでやるんだろうと期待してたら終わっちゃって^^;
ワケの分からない殺人映画より(どれとは言いませんけど)
こういうのを観る方が、よっぽどハッピーでいいけどなぁー。
でもものすごく疑問だったのが、なぜにリドリー卿がワイン?
っていう、ワインとかいって本当は人間の血だったとか(爆)
そういう映画じゃなかろうね~?と直前まで思ってました(^^ゞ
ぜんぜん違ってました(汗)とってもハートフルな、いい作品です。
だってあの暴れん坊、R・クロウが大人しく演技してますもん!
しかもコメディですよ?彼が可愛く見えるなんて信じられない^^;
軽いストーリー展開ながら、映像ひとつとっても全く手抜きなし。
プロヴァンスの美しい風景と美味しい食事、そしてワイン。
きったないプール!(爆)にしてもホントにリアルで、素晴らしい。
実際に行ってみたくなること請け合いです。観光協会も万歳!
まさにリドリー卿からの贈り物。といったところでしょうか。
俳優陣も豪華でした。
子役のF・ハイモアをはじめ、名優A・フィニー、そして
エディット・ピアフ役の熱演で名をあげたM・コティヤールなど。。
皆さん朗々と演じているところも好感触、
エイリアンとかハンニバルとか出てこないから(当り前だ^^;)
最後まで安心して観ていられました。これは意外にお薦め♪
(やはり熟練監督が料理すると映画が美味しくなるなぁ(^-^))

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リドリー・スコットも最近は気楽な映画も撮りたくなる気分なのかもしれない。
気楽に観れば楽しめる映画。
吐き出すほどのワインがどんなものなのかが気になる。

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ワインの蘊蓄(うんちく)やロハス礼賛を気取って、リドリー・スコット監督が確信犯的にわざと薄っぺらく作ったコメディか。バカな男の恋が笑える。
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人間、慣れないことをやっちゃあいかんという見本のような作品。リドリー・スコットにラッセル・クロウ、大御所アルバート・フィニーに天才子役フレディ・ハイモア、今年度アカデミー賞主演女優賞の呼び声も高いマリオン・コティヤールにBond22でボンドガールが噂されるアビー・コーニッシュとまさに豪華絢爛なキャストが勢揃いしたにも関わらず、退屈な物語と迷走する演出のおかげで才能が空回り。元凶はクロウとコメディの痛すぎるミスマッチだが、彼に関わる全てがドン底に引き擦り込まれてしまう。共演シーンのないフレディ・ハイモアが一番輝いて見えるのは偶然ではないだろう。クロウの気取った笑顔と底の浅い苦悶の表情がキャラクターへの感情移入を一切許さず、映画の賛美するスローライフがバカバカしい御伽噺に見える。実際、この映画でしくじったスコットとクロウはすぐに巻き返しの一作(アメリカン・ギャングスター)に取り掛かっている。スローライフだロハスだと言ってる場合ではなくなってしまった彼らの多忙ぶりを笑うしかない。