ヘアスプレー ヘリテージさんの映画レビュー

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映画レビュー

ヘアスプレー

  • 公開日 2007年10月20日
  • ヘアスプレー
  • 3.9(全73票)
原題:
Hairspray
監督:
アダム・シャンクマン
脚本:
レスリー・ディクソン
製作総指揮:
ジェニファー・ギブゴット、ギャレット・グラント、マーク・シェイマン、アダム・シャンクマン、スコット・ウィットマン
製作:
クレイグ・ゼイダン、ニール・メロン
撮影:
ボジャン・バゼリ
美術:
デビッド・グロップマン
振付:
アダム・シャンクマン
製作国:
2007年アメリカ映画
上映時間:
1時間57分
配給:
ギャガ・コミュニケーションズ

TM & (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.

セブンアンドワイ
笑えて楽しい
投稿日:2007年11月15日
ヘリテージさんのレビュー

印象Pickup
笑える
楽しい
幸せ

舞台は50年代から60年代へと移り変わる白人社会としてのアメリカの全盛期。ダンス番組に夢中の夢見るティーンが主役。ちょっと違うのは主役の女の子はぽっちゃり(それもかなりの)。
ものすごい突進力で瞬く間にお茶の間の人気者になり、恋し、成長すると、安直な筋立て。それにスパイスを加えているのは人種差別問題。
白人主導社会を守ろうとする既得権益者たちと人種差別を撤廃しようと時代を切り開く人たち。今では考えられないことが当たり前だった。差別撤廃を訴える白人はアカ扱い。

そのダンス番組の週一回の黒人の日はなんとNegro Day。今や絶対に使わない言葉。モータウン、70's ニューソウル、ヒップホップと音楽ではアメリカの文化がそれこそ黒人が中心にとって変わった現代だからと言って今でも差別がなくなったわけではない。それは潜伏し、多様な差別へと変わっている。ヒスパニック、アジア、イスラム。

この映画は80年代に作られた、ドリームガールズに似た経緯の作品。それに納得した。と言うのも、もし60年代ならこんなに都合よく人種差別を取り上げられなかったろうと思う。主人公の少女は白人でありながら差別を嫌い、黒人達と共に差別撤廃に奔走したりなんて。太ってて差別を受けてるから共感したと言うのが原動力のようだけど、この設定が60年代なら出来ないと思う。

それでもこの映画のテーマはハッピー。当時のポップ、ロックンロールからゴスペルまで取り込んだ音楽と衣装は楽しい一言。少々強引なエンディングも含めて良しとしましょう。

ハッピーな曲が多いので印象的という意味ではドリームガールズ、レントよりは見劣りするけどレベルは十分。特筆すべきはおデブな母親役を演じたジョントラヴォルタ。良くやったな、と思えるほどの特殊メイク、恥を忍んで?か楽しんでる?演技とダンス。大物俳優と呼んでいい立場まで上りながらこの役に挑んだトラヴォルタに敬意を表して、見る価値のある映画です。

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ヘアスプレー

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