アズールとアスマールのレビュー・感想・評価

アズールとアスマール

劇場公開日 2007年7月21日
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65点 背景の美しさ。幾何学模様のオンパレード

登場人物の個性に魅力。
 色々話しながら、子供と一緒に観るとgood

想像力が養われそう

 でも絵が可愛くないからなぁ・・

2013年3月5日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  楽しい 萌える
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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フランス的解決策

「キリク」もそうだったが、美しくエキゾチックな映像に載せて、ミッシェル・オスロはきっちりと問題の解決策を示してくれる。今回は移民問題である。

実はフランスは、移民統合が最も順調に進んでいる先進国である。2005 年に移民暴動が起きたが、この暴動には白人も多数加わった。これは、若年失業問題に対する暴力的抗議という認識が白人の間でも正しく共有されたからである。アメリカの KKK やドイツのネオナチのような、少数派への暴力とは正反対である。しかも、アラブ人は差別されているとはいえ、在仏アラブ人女性の 15.8% がフランス人と結婚する。これをアメリカ黒人女性が白人と結婚する率の 2.3% と比べると、フランスの受け入れ能力は明らかだろう(データはエマニュエル・トッド「移民の運命」より)。法の下の平等が実現しても、必ずしも隔離は解消されない。真に平等の精神があるなら、自由に結婚するはずであるし、結婚するべきである。

この社会学的文脈を知る者にとって、アズールとアスマールが友情を回復し、そして二人がパートナーを入れ替えて(しかも女性主導で!)、ジェナヌが「このほうがもっといい」と喜ぶ結末は、まさに個人間の友情と愛が軽々と集団間の偏見を乗り越えていくフランス的受け入れ能力の賞賛であり、満面の笑みでもって祝福するほかはない。クラプーもヤドアもシャムスサバ姫も、アズールを白人としてではなく一人の人間として受け止めた。むしろ偏見を持っていたのはアズールだったのだ。しかしアズールが目を閉じ心を閉じても、我々観客はアズールが間違っていることを知っている。描かれるアラブ世界もそこに住む人々も美しいからだ。違うから醜いのではなく、また違うから美しいのでもなく、違いを超えて美は普遍的に存在している。心を開けばそれに気付くはずなのだ。

一方、アメリカを見ると、ディズニーの「プリンセスと魔法のキス」ではヒロインが初めてアフリカ系アメリカ人になったが、その相手はやはりアフリカ系と思われる青年であった。いまだ「ジャングル・フィーバー」はアニメですらハッピーエンドの物語になれないのだ。

ts-39
ts-39さん / 2010年5月6日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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こんなに素晴らしいアニメは初めてでした

見る前はどうせアニメと思ってましたが、とんでもない!!
これは是非みなさんに見てほしいです。

このアニメはまず、映像が素晴らしい!!
妖精や人物、食べ物や花、建物、動物に至るまで描写が素晴らしく、色もすごく綺麗。
一度見たら、忘れられません。

不思議なのは、言葉。
フランス語とアラビア語で展開されています。
フランス語は字幕がふってあるのですが、アラビア語の部分は字幕がなく、何を言っているのかわからないはずなのに、なぜか何を言っているのかわかってしまうのです。
計算しつくされているのでしょう。

続編等があれば、また是非見たい映画です。

2010年1月21日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  楽しい 知的
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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世界全体に言えること。

日本のドラマのバージョンアップのような映画を10本観るならこれを観た方がどれだけためになるか。
あまり話題にならなかったのが非常に惜しい。
ジブリも、もっと強力にプッシュすれば良いのに、秀作過ぎたのが仇となったか・・。

一言で言えば「移民問題」をズバリ付いた作品。
色彩鮮やかな画像と子供にも楽しめるストーリー展開をベースに監督もメイキングで語っていたように、内包するテーマである現在の欧米先進国が抱える「イスラム系移民」を料理してある恐るべき作品。

あまり、移民問題に関して敏感ではない日本人の心の琴線に触れにくいが、世界全体で考えるべき大切な問題を、このような映画に仕立て上げられるミシェル・オスロ監督に脱帽。

ぜひ、ブルーレイのDVDで観てください。

マロピ
マロピさん / 2008年2月8日 / から投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 知的
  • 鑑賞方法:-
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