ALWAYS 続・三丁目の夕日 : 新作映画評論

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ALWAYS 続・三丁目の夕日

劇場公開日 2007年11月3日
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 11月3日より日劇2ほかにてロードショー

前作と同じ世界観が受け継がれた秀作

画像1(C) 2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会

“続編は駄作”。コレ、映画界の常識だ。「NANA」「海猿」「踊る大捜査線」など挙げたらキリがないが、「ALWAYS~」はGOOD JOB! 昭和30年代を徹底的に再現した風景も、お人好し過ぎる三丁目の人々も、前作と全く世界観がブレなく受け継がれており、間違いなくオススメ出来る秀作だ。

今回は、前作から4カ月後の設定。東京タワーも完成した。売れない作家・茶川(吉岡秀隆)は、小料理店の元おかみ・ヒロミ(小雪)と、身寄りのない少年・淳之介(須賀健太)と3人で幸せに暮らすことを夢みて、芥川賞目指して奮起する。前作から続くこの3人のドラマを軸に、登場人物もエピソードも増えて、多少の盛り込み過ぎの感も。下手したら散漫になりがちだが、これをピリリと引き締めるのが鈴木オートの長男・一平(小清水一揮)だ。

親が破産し、しばらく鈴木家で預かることになった生意気な親戚の子に「破産したクセに〜」と現実を見せる。日本橋で初恋の人(上川隆也)に再会した母親(薬師丸ひろ子)には「腹減ったよぉ」と割り込み、感傷を断ち切らせる。”泣ける”シーンで必ず余計な茶々を入れて笑わせる、その間が絶妙で痛快だ。だがラスト、まさか一平で感動の頂点を味わうとは……。前作は須賀の演技で泣かされたが、今回は小清水クンに注目。助演男優賞級のトロフィーを進呈したい。

中山治美

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ABOUT THE MOVIE

  • ALWAYS 続・三丁目の夕日 画像2
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日
  • 昭和30年代の東京下町に暮らす人々の姿を描き、日本中に感動を巻き起こした「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編。監督の山崎貴をはじめ、吉岡秀隆、堤真一、小雪ら前作のスタッフ・キャストが再結集。昭和34年春。貧乏作家の茶川は、姿を消したヒロミを想い続けながら淳之介と暮らしていた。そんなある日、淳之介の実父である川渕が、息子を連れ戻しに来る。人並みの生活を条件に淳之介を預かった茶川は、再び純文学の執筆を始め……。
  • 監督:
    山崎貴
    脚本:
    山崎貴、古沢良太
    原作:
    西岸良平
    撮影:
    柴崎幸三
    音楽:
    佐藤直紀
    出演:
    吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、マギー、温水洋一、神戸浩、飯田基祐、ピエール瀧、小木茂光、小日向文世、吹石一恵、福士誠治、貫地谷しほり、藤本静、浅利陽介、小池彩夢、平田満、浅野和之、渡辺いっけい、手塚理美、上川隆也
    2007年日本映画/2時間26分
    配給:
    東宝
  • 11月3日より日劇2ほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会

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