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映画に罪はないが、浅田次郎よ、恥を知れ!
投稿日:2007年10月4日
ダース平太さんのレビュー
本作の製作の筆頭に名を連ねる東映は、かつて、そのアグレッシブな姿勢(と、「儲かれば良い」という羞恥心なきガッツキぶり←褒めてます)で「飢餓海峡」や「仁義なき戦い」、それから「県警対組織暴力」に「新幹線大爆破」など、数々の傑作を生み出した映画会社だが、近年は他社の後塵を排し、箸にも棒にも引っ掛からない、退屈極まりない映画を量産しまくる会社に成り下がってしまった。だが、本作は、西田敏行(最高!)や夏木マリ、それから香川照之ら芸達者なベテランの活躍もあってか、なかなか楽しめる1本になっている。
が、やはり芸がある人と無い人での差が激し過ぎるのが問題。主演の妻夫木も奮闘しているとは思うが、時代劇なのだから、せめて月代を剃ったカツラをかぶるくらいの覚悟が欲しかった。
まあ、さんざんけなしたが、それなりに楽しめる1本ではある。が、しかし、原作者に配慮したと思われるラストが後味悪い。あのシークエンスだけで、この映画の価値は下がってしまっただろう。浅田次郎よ恥を知れ!
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