そのときは彼によろしく

劇場公開日:

解説

「いま、会いにゆきます」の原作者・市川拓司による同名小説を、長澤まさみ、山田孝之、塚本高史ら注目の若手俳優を主演に迎えて映画化したラブ・ストーリー。13年ぶりに再会を果たした幼なじみ3人の恋と友情を綴る。水草の店を営む智史の元に現われたトップモデルの鈴音。彼女が幼なじみの花梨だと知った智史は再会を喜びあい、もう1人の幼なじみである佑司に会いに行く。しかし佑司は事故で昏睡状態に陥っており……。

2007年製作/114分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2007年6月2日

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(C) 2007「そのときは彼によろしく」製作委員会

映画レビュー

3.5いつ発芽するか分からないオムニバスの種のように、いつか必ず芽が出る事を信じて。

2021年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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spoon

4.0ほろっときました

2020年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

若くて切なくて健気で真っ直ぐだった。
サトシと父親の関係にもグッときた。
感動の一作と言えます。

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tuna

2.0ちょっとうたた寝してしまいましたが、夢の中に丹波哲郎(なぜ?)が現れて、「映画鑑賞に戻りなさい」と教えてくれました。

2020年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『いま、会いにいきます』と同じ原作者の市川拓司。思い起こせば、あの映画を初めて観たときもクライマックス直前に眠気を感じたので、今回はしくじるものかという意気込みもピンチを救ってくれたようでした。それでも佑司(塚本高史)が元気そうにしているのには驚いたし、その佑司が「あ、あなたは智史!」と朦朧として判断力が鈍っていたのか勘違いしたのは、かつての岸田智史の髪型を思い出したからにほかなりません・・・

 夢の中と大霊界が繋がっているかのような突拍子もないファンタジーでしたけど、イマアイほど現実離れしているのではないのかもしれません。ただ、イマアイでも中村獅童の病気がよくわからなかったし、今回の長澤まさみの病気もよくわからない。「深い眠りに入ると死んでしまう!」という奇病は、故阿佐田哲也氏の眠り病とは違うのか、それともアフリカで流行の兆しを見せているアフリカトリパノソーマ病とは異質なものなのか・・・とにかく、それを診断する医師がイマアイと同じく小日向文世であるところも興味深い(今回は派手なTシャツではなく、ちゃんとネクタイをしめていた)。

 イマアイに比べてストーリーがイマイチなのは、意外な展開(元人気モデルが実は幼なじみの花梨ちゃんだった)が物語の前半に登場してしまったこと。それに終盤に見せる後日談が終わりそうで終わらない執拗さの割りに結末が読めてしまうことでしょう。それに、夢であってもあの世であっても固い友情なんだから全て繋がってるんだというスケールの大きさによって、観客の心が宙に浮いてしまっていたのが原因かもしれません。

 夕日を背景にした逆光映像は綺麗だったし、水槽の水草の緑や湖畔の秘密基地が神秘的でもありました。特に、寝ている長澤まさみが水槽に映るという一瞬のカットには魅入ってしまいましたし、直後の小日向さんの同様のカットも意味深だったので、あとから納得してしまう。それに13年後のバスの秘密基地をどうやって撮ったのか・・・などと、感心させられる美術セットも多かった。

 小ネタ伏線もたいしたもので、泣かせる最終話が有名な『フランダースの犬』を題材に選んだのは上手い。画家志望の佑司がそのままパトラッシュとともに・・・という最初の予想を覆されたばかりでなく、パトラッシュの名前を借りて“トラッシュ”という名前の店を持った智史(山田孝之)や、“TRASH”のせいか、ゴミの絵を書くのが好きな智史とか。見事なトラッシュ繋がりを見せていました。バイク事故の“CRASH”までかけてあるのかは定かではありません・・・

 気になるのがイマアイでの息子役と同じ佑司という名前。父親ではなく母親に捨てられたという設定だったのでよかったものの、もしこれが父親に捨てられたのならイマアイ秋穂巧の将来とと被ってしまうところでした。

〈2007年6月映画館にて〉

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kossy

2.5童話、ファンタジー、メルヘン…かったるい

2020年4月18日
スマートフォンから投稿

悲しい

楽しい

寝られる

よほど暇か、かなり長澤まさみファンとか、とくに観る番組が無いなら、まぁ、観てもいいかと。ただ、ストーリーはお伽話として捉えないと、ただただ無茶苦茶です。

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吉衛門
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