スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい : 新作映画評論

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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 5月12日より有楽町スバル座ほか全国東宝系にてロードショー

先がまったく読めないクールな出来映え

画像1(C) 2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

ジョー・カーナハンは、前作「NARC/ナーク」で見込んだ通りの、腕のある監督だった。20人を超えるキャラクターを登場させ、全員を見事に使い切っているのだ。途中であっけなく殺されてしまうヤツにも、死に様に一工夫して見せ場を与えるなんて、キャラへの愛がなくてはできない技だ。

通常、ハリウッドのアクション映画では、事件が一つの山、主人公のヒーローがもう一つの山になり、そのふたつの山がぶつかってストーリーが展開していく。ところが、「スモーキン・エース」には、最初に事件がない。キャラクターの1人が行動することで、火のないところに煙が立ち、その煙を見てさらに別のキャラクターが集まり、ぶつかり合い=事件になっていくのだ。しかも彼らは、ルックスもリズム感もてんでに違う。そのルックスの違いが、そいつの行動や振る舞い、仕事の始末のつけ方、人を殺す時、逆に殺される時のスタイルにまで完璧に繋がっていて、とてもクール。

そんなヤツらが右往左往しているのだから、誰が誰と遭遇して何が起こるのか、先がまったく読めない。予想外の顔合わせと結果に、生きるか死ぬかの瀬戸際なのに笑っちゃうこともしばしば。女殺し屋アリシア・キーズのカッコ良さにもクラクラだ。

森山京子

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ABOUT THE MOVIE

  • スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 画像2
  • スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい
  • 「NARC/ナーク」のジョー・カーナハン監督が、「パール・ハーバー」のベン・アフレックや「オーシャンズ11」のアンディ・ガルシアら豪華キャストを迎えて放つ、ハイテンション&スタイリッシュなバイオレンス・アクション。ラスベガスを舞台に、大物マフィアに100万ドルの賞金を懸けられた1人の男を巡って、7人の殺し屋やFBIが壮絶な争いを繰り広げる。人気R&Bアーティストのアリシア・キーズが殺し屋役で出演。
  • 原題:
    Smokin' Aces
    監督:
    ジョー・カーナハン
    製作総指揮:
    ロバート・グラフ、ライザ・チェイシン
    製作:
    ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
    撮影:
    マウロ・フィオーレ
    音楽:
    クリント・マンセル
    出演:
    ベン・アフレック、アンディ・ガルシア、レイ・リオッタ、ジェレミー・ピベン、ライアン・レイノルズ、ピーター・バーグ、タラジ・ヘンソン、クリス・パイン、マーティン・ヘンダーソン、ジェイソン・ベイトマン、アリシア・キーズ、コモン
    製作国:
    2007年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間48分
    配給:
    UIP
  • 5月12日より有楽町スバル座ほか全国東宝系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C) 2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

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