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クィーン
(C)2006 GRANADA SCREEN (2005) LTD. PATHE RENN PRODUCTION SAS/BIM DISTRIBUZIONE
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ボーダー(境界性パーソナリティ障害)だったと言われているダイアナ元妃が、衝撃的な事故死を遂げて10年。
奇しくも心子もダイアナ元妃と同じ、享年36才でした。
(因みに今日は心子の月命日。)
主演のヘレン・ミレンは見事にエリザベス女王になりきった名演で、アカデミー主演助演賞を受賞し話題になりました。
本当に女王そっくりで、細かい立ち居振る舞いから存在そのものが正に女王でした。
一人の人間として生きるダイアナと、伝統を重んじる王室。
ぶつかることがあったであろうことも想像されます。
エリザベス女王は20代で即位し、その時から50年以上、常に国民のことを第一にし、自分のことは二の次にして生きてきたのです。
自分の感情を表に出すことはありませんでした。
けれどもマスコミは ダイアナの味方でした。
英国クィーンとしての尊厳を持ち続けながらも、国民の激しい怒りを目の当たりにし、女王は葛藤したのです。
国民なくして王室もあり得ません。
それは胸に迫る切実な苦悩でした。
格式高いクィーンの人間らしい生々しい感情を、ヘレン・ミレンが繊細に演じています。
ヘレン・ミレンがオスカーの主演女優賞を取った映画「The Queen」です。この映画はエリザベス女王が主役であり、ダイアナ妃の死んだ1週間を描いたものです。
若きブレア首相(これが、雰囲気似てるんデス。マイケル・シーンっていう無名の俳優ですが、この映画で助演男優賞にいくつかの映画賞でノミネートされました。)がダイアナの死を利用して国民の人気稼ぎに走る一方、50年も女王の位置にいたエリザベス2世がダイアナの死をどのように受け入れていいのか、苦悩するという内容です。おもしろかったですよ!
ワーキング・タイトルとは『フォー・ウェディング』や『ラブ・アクチュアリー』、他にも色々製作している会社。この作品には関わっていないが、どこかそんな匂いがある。特に英王室の男性方や(まあ、旦那は確かにああいう人だが)、ブレア夫婦の描き方。ちょっと単純すぎやしないだろうか。ブレア演ずるマイケル・シーンのヒュー・グラント的な演技がそんな気に拍車をかける。意欲作には違いないが、ヘレン・ミレンの演技(女王に外見は似ていないが)以外にリアリティは感じなかった。
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