カクタス・ジャック

劇場公開日:

カクタス・ジャック

解説

メキシコで大ヒットを記録したクライム・アクション。街の権力者で、恋人の父親でもあるカボスの元を訪れたジャック。ところが彼の目の前で、カボスが気絶してしまう。ジャックは慌てて助けを呼びにいくが、その間にカボスに恨みを持つ清掃係のチーノが現われ、カボスのスーツや時計を奪って逃走。一方、チーノの息子ボッチャはカボスの誘拐を企んでおり……。監督・脚本はポスト・タランティーノとの呼び声高いアレファンドロ・ロサーノ。

2004年製作/103分/メキシコ
原題:Matando Cabos
配給:エレファント・ピクチャー
劇場公開日:2006年7月29日

スタッフ・キャスト

監督
製作
ビリー・ロブサール・ディエス=バローゾ
フェルナンド・ロブサール・ディエス=バローゾ
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フォトギャラリー

映画レビュー

5.0日本版DVDジャケットが作品トーンと合っていないのがちょっと残念

2019年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

町の実力者である彼女の父親に挨拶に行った男が、その父親に恨みを持つ一味の誘拐事件に巻き込まれテンヤワンヤの大騒ぎ。

いかにもメキシコ産らしく、ラテン魂漲る能天気なノリと容赦ない暴力描写がなかなか楽しくて、車がスタジアムの座席にダイブするシーンがカッコよかったです。オリジナルジャケットの方がユーモラスで楽しいのですが、そのまま使うわけにいかなかったのか日本版はシリアスなものになっていてそこだけ残念です。

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よね

4.5南米風タランティーノ?ガイリッチー?

2013年11月26日
Androidアプリから投稿

興奮

知的

ジャックが街の権力者であるカボスを訪ねると、ひょんなことでカホ ゙スが気絶してしまう。彼がその処置に追われる一方、カボスへの復讐を企むボッチャはカボスを誘拐するが、誘拐したのはまったくの別人だったことが判明し…

ロサード監督がタランティーノとガイリッチーにオマージュを捧げたクライム・サスペンス!(R-15)
というより、ブラック・コメディ仕立て(^^;)

アンジャッシュのコントのような勘違いにつぐ勘違いのドタバタ劇をスタイリッシュな映像と音楽で盛り上げる(^o^)
これはかなりおもしろい(>_<)!!

作風的はタランティーノの『パルプフィクション』ガイ・リッチーの『ロック・ストック&~』『スナッチ』に似ているが、南米のノリが加味されている。

当然、群像劇風だが主に2グループで、登場人物も強烈なキャラ立てで、まずこんがらがることはない。

主力クラスはイケメンと美女だし、主人公チームの脇も元ルチャリブレの王者、チビだが最強?の用心棒「人食いトニー」など個性派が揃い、下手なハリウッドの類似作より良くできてるし、見やすい(^-^)

物語は2、3、4、5…転とどんどん、こじれていくのに、最後には収束と脚本も見事!
エンドロール後に、最終的なオチもつきめだてし?(^-^;

アクションは少なめ(プロレスファンは楽しい)だが、クラシックのフォードとアウディのスタジアムカーチェイスは必見(-.-)

かなりシュールでブラック満載の笑いに、R15と凄惨なシーンもあるため、笑いのツボに合うかで、好みは大きくわかれます(^-^;

タランティーノ、ガイリッチーの犯罪ものが好きな方はぜひ(^o^)

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桔梗F

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