ルード・ボーイ

解説

1977年にアルバム「白い暴動」で衝撃のデビューを果たし、セックス・ピストルズやザ・ダムドらとともにイギリスの初期パンク・ムーブメントを牽引したザ・クラッシュ。その熱狂的なファンでローディとして雇われた青年の目を通して描いたセミ・ドキュメンタリー・フィルム。1978年のライブ映像やスタジオでのリハーサル風景等、本作でしか見ることのできない貴重な映像が満載。ベルリン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。

1980年製作/133分/イギリス
原題:Rude Boy

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映画レビュー

4.0-すべての若きパンクスども-

2023年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

TheClashのメンバーによる少しの演技とファンには堪らないライヴ映像の数々、Ramonesが出演した『ロックンロール・ハイスクール』とは正反対で硬派なロキュメンタリーとして『白い暴動』でSham69のジミー・パーシーが参加した場面や当時の社会情勢などリアルな記録映像としても楽しめる、Aswadのメンバーであるブリンズリー・フォードが主演したロンドン発のレゲエ・ムービー『バビロン』との共通点も感じながら。

LewisLeathersにボブ・マーリーのTシャツ着てTheClashのライヴに通うエロ本屋で働くPunksのレイが、バンドのローディーになりながらも常に酔っ払った状況で使えない為体、周りから愛想を尽かされバンドのストーカーみたいになりながらジョー・ストラマーやミック・ジョーンズに文句や否定的な言葉を遠慮なく浴びせる、図々しく厚かましい奴ではあるが政治を持ち込む音楽に嫌悪感を抱く気持ちには共感出来たり。

物語自体が暗く単調でありながらTheClashのライヴ映像やレコーディング風景、メンバーの演技に素の表情が観れるので飽きることは無い。

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万年 東一
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