夜と霧

劇場公開日:

解説

アウシュビッツ強制収容所をめぐるレネ監督のドキュメント傑作。忘却され荒廃した現在のアウシュビッツのカラー映像と、戦争を再現するモノクロ映像を対比させて戦争を糾弾、その美しく厳しい映像と詩的なナレーションが胸に迫る1作。

1955年製作/32分/フランス
原題:NUIT ET BROUILLARD
配給:フランス映画社,日本ヘラルド映画
劇場公開日:1961年10月

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

カポが、親衛隊が、密告者が、 あなたの隣にもいるかもしれない。 全...

2023年11月6日
スマートフォンから投稿

カポが、親衛隊が、密告者が、
あなたの隣にもいるかもしれない。

全てをなくなったことにしない
製作者の志に胸打たれた。

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JYARI

4.0課題

2022年3月30日
iPhoneアプリから投稿

全編ちゃんとみたのは初めてかも。ブルドーザーのシーンは何度も見た。

「生産性」の追求。
思ってた以上に巨大な施設だったんだな。
死体をどう処理するか、何かに活用できないか、という課題を与えられたらまじめに仕事しちゃいそうな自分を感じた。

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hyvaayota26

4.5怖かった

2020年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

地獄とは、ここのことだ。

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Momoko

3.5レネ監督が問い掛ける、人類の課題について

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

非人道的で残酷極まる大量殺人を犯したナチス・ドイツへの、憤る批判と非難、そして悩乱が、この短編記録映画の制作意図である。それは、人類史上の汚点として、社会的に道徳的見解から、もっと議論されるべきものである。アウシュビッツの過去の悲惨な残虐シーンと、制作スタッフが実際に撮影した廃墟の傷跡が、丁寧にモンタージュされている。レネ監督の特長である滑らかな移動撮影が独特な映画文体を構築し、それに同調した終始冷静な解説のナレーションの哲学的論法が、観る者に問題提起する。

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Gustav
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