劇場公開日 1995年3月4日

メリー・ポピンズのレビュー・感想・評価

全53件中、1~20件目を表示

2.5ジュリー・アンドリュースの為の映画

2023年12月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

てっきり「メリー・ポピンズ」のリメイクをエミリー・ブラントがやるのだと思っていたら、まさかの続編。という事で、オリジナルである本作を観てみた。

イギリスだからなのか、思っていたよりメリーが手厳しい!陽気な魔法使いだとばかり思い込んでいたが、なかなかどうして結構なツンデレ女子じゃないか。
ジュリー・アンドリュースが可愛い感じの女性だからか、ツンツンしててもどことなく愛らしい。

あと、何と言っても歌が上手い。
声量・声域・発音、どれをとってもほぼ完璧。さすがメリー・ポピンズ!
そんな彼女だからか、私は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」が好きだ。早さもキレもダンスも楽しい。
が、自分では歌えない。悲しいなぁ。

この映画を観ていて、少し前に職場の同僚とバーベキューをした時の事を思い出した。
何人か子ども連れだったので、一緒に色々な遊びをしたが、何よりも楽しそうだったのは「探検ごっこ」だった。
何の変哲もない公園の芝生や手すりに、彼らにしか見えない秘密の通路や、宝を示す手掛かり、危険なトラップがあるらしく、何も見えない私を懸命に守ってくれる。
そして最後には大満足の表情で「いかに実りある冒険だったか」を語ってくれるのだ。
彼らの世界が見えなくなったおばちゃんには、体力的にもなかなかしんどい遊びだが、興味深くもあった。
何より、彼らの豊かな世界の広がりが尊く感じられたものだ。

メリーが導いてくれた冒険もまた、大人になった私が見えなくなった世界なのだろうと思う。
どうしても今は夢中になれないけれど、あの世界が最高の遊び場だった頃を懐かしくも思う。

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つとみ

3.5♪♪♪♪スーパーカーリーフラジリスティックエクスーピリアリド———オオ————シャ————————アッス!!!!♪♪♪♪(すごい勢い)

2023年10月2日
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鑑賞方法:TV地上波

楽しい

幸せ

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原作はイギリス児童文学の『メアリー・ポピンズ』。
作者はパメラ・リンドン・トラバース。
ディズニー初の実写とアニメの融合映像として、アカデミー視覚効果賞を獲得した特殊撮影(ナトリウム蒸気法)と、アメリカ国立フィルム登録簿にも保存された映像美が話題に。

【ストーリー】
ロンドンのジョージ・バンクス邸。
手のつけられないイタズラ姉弟ジェーンとマイケル。
どんな乳母を雇っても、皆が辞めてしまう。
そんなバンクス家に、メリー・ポピンズと名乗る若き女性がやってくる。
あろう事か彼女は雲の上から彼らをのぞき見し、空からパラソルで軽やかに降りてきた。
床においた手提げカバンから、着替えやエプロン果ては身長ほどもあるコート掛けまで取り出すメリー。
ジェーンとマイケルが仕掛けるイタズラも、魔法のように打ち消したり仕事に利用したりで、まるで通用しない。
マナーに厳しくも常ににこやかで、不思議な魅力をハツラツとはなつ新しい乳母は、だんだんと姉弟のお気に入りになる。
だが銀行家でかたくるしい父親のジョージは、明るい家庭内がバカ騒ぎのように思えてならず、彼女を叱責しようとするのだが……。

さて、メリー・ポピンズといえば『スーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャス』です。
これ言うと、みんな「え、何それ?」というリアクションされます。
「メリー・ポピンズなら、アカデミー歌曲賞を獲った『チム・チム・チェリー』だろう?」と。
でも自分はこのスーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスをすすめたい。
煙突掃除夫たちがチムチムする場面も素敵ですが、狂ったようなハイテンションで周囲を昇天に巻き込みながら甲高い声で歌うスーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスは、ちょっと頭がおかしくなりそうなエネルギーに満ち満ちた名曲。
辛いとき、悲しいとき、みんなこの曲を聴くのだ。
そうすれば、どんな苦しみもスーパーにカリフラジリスティックしてエクスピリアリにドーシャスしてしまえるでしょう。

魔法の言葉、スーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスがどんな意味かって?
や、意味なんかないみたいですよ。
ただ長々しく単語繋げただけの言葉らしいので。

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かせさん

5.0素晴らしい作品

2023年4月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

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幸せ

音楽も映像もアニメも俳優も素晴らしく、
今でも全く古くない作品。
もうこんな映画作れないだろうから、ビデオでみんなに観てほしい。
ディズニー映画の最高傑作だと思う。

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おむすび

5.0空から素敵な女性が傘を差して降りてくるなんて最高じゃない。ウォルト・ディズニー自身が作りたかった家族の、父と子供の映画。

2023年3月19日
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銀行家で厳格なパパと、忙しいママ、寂しい二人の子供たち。メリー・ポピンズは二人と遊びながら何が大切かを教えてゆく。二人に笑顔が戻るが。

歌曲は♪お砂糖ひとさじで ♪小鳥に餌を、などかなりの名曲揃いで、それぞれにメッセージが詰まっている。子供たちには「見落としているものは?」と問いかけるメリー・ポピンズだが、視線は常に厳格なパパ、バンクス氏に、本当の問題はここにあると思っている。

霧の夜、銀行に向かうジョージ・バンクス氏は、今まで見えていなかった子供達の心の声が甦り「見落としていたものは」と自分の姿も見えてくる。このシーンは何度観ても胸が詰まる。

ウォルト・ディズニーはアニメで楽しむだけじゃない
親と子、自身を重ねた父と子の物語を求めていた。
この映画の公開 2年後に亡くなったのは感慨深い。

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星組

5.0最高。人生の支え

2023年3月18日
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泣ける

楽しい

幸せ

5歳ぐらいの頃にこの作品に出会いそれから1番大好きで何百回も見ている作品です。
影響を受けて指鳴らしも覚えたぐらいです

主役は表上メリーポピンズと子供達ですが、真の主人公は父ジョージバンクスです。彼がメリーポピンズと子供達の影響で子供達や家族を愛することが1番大切だということに気づかされる物語です。
原作者パメラトラバースの子供時代の経験を元にしたファンタジーです。

公開50周年を機に原作者パメラとウォルトの公開までの苦悩が書かれた''ウォルト・ディズニーの約束''というノンフィクション映画があり、これを見て改めて見ると本当に泣けてきます。
メリーポピンズリターンズは正直、個人的にオススメ出来ませんが、このメリーポピンズは本当にオススメの1作です

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れん

4.5今見ても楽しめる

2022年10月3日
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鑑賞方法:VOD

コミカルで見ているだけでハッピーな気持ちになれる。
中盤こそちょっと退屈に感じたが終わってみればキレイに終わるので完成度が高い作品だなぁと感心した。

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cure0101

5.0ミュージカルの水準点

2022年7月7日
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今でも全く色あせない、とは言いません。演出も演技も技術も全てが見事に古臭い。ダンスも無駄に長いし、今なら絶対こんな映画作りません。
しかし、風だってカサブランカだって七人の侍だって古臭さ全開です。
これがエンターテイメント、これがミュージカルです。世紀の傑作ってこんなもんですよ。
映画の「芯」の映画です。

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越後屋

3.0「ウォルト・ディズニーの約束」を観てから観てみると、父親のバンクス...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

「ウォルト・ディズニーの約束」を観てから観てみると、父親のバンクスさんへの愛情に満ちていると感じた。作者にとってとても大切なお話だったんだと思う。
バンクスさんの心が解放されて親子の絆が戻るラストシーンはじーんときちゃいます。
アニメーションとの融合や映像もすばらしく、音楽も楽しい。

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よっしー

3.0タイトルなし

2022年4月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

バートの過度なコミカル演技と作り笑いに最後まで馴染めず楽しめなかった

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ソルトン

5.0おそらく人生で初めての映画…

2022年2月28日
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見には行ってるのだが、稚すぎて覚えてない…

が、傘をさすと、いつも段差を飛んで降りてた…

まさにメリー・ポピンズ、登場のシーン!

大人になって長い映画…とか思ってたら、三歳か四歳で見てる。

親に聞いたら、テレビ熱心に見てるから、見せても大丈夫、と思ったって!

きっとこのせいで、今も映画館で映画見るの大好き!

総天然色(古い!)で、幼くても飽きさせなかった珠玉のミュージカル!

字が読めるはずもなく、でも、幼児の興味をあの時間、独り占め…

名作中の名作!

音楽も昔はテレビでみんな歌ってた。

映画音楽は普通にテレビで。

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みけ

4.5海外のミュージカル映画はオリジナル音声で

2021年10月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

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1964年の作品
日本公開は翌年
『メリーポピンズリターンズ』は映画館で観たが本家『メリーポピンズ』を最初から最後までしっかり観たのは今回が初めて

原作未読
原作と映画ではポピンズの人物像がだいぶ違うらしい
子ども向けに改変する際によくあることだ

場所はロンドン
時代は1910年エドワード朝

『メリーポピンズリターンズ』もそうだが洋画のミュージカルは音声はオリジナルで字幕に限る
子ども向けなのでディスクの方は設定を変えないと吹き替え版になっている
吹き替えでミュージカルだと自分は興醒めだ
だけど昔の声優は今と比べてかなり味がある
アニメオタクじゃなくても楽しめる
リターンズよりはだいぶ良い
それでもまずオリジナル音声で観ることを薦めたい
それから吹き替えを観るべきだ

沢田研二がジュリーなのはジュリー・アンドリュースが好きだからだ
ピーナッツや田中裕子とはだいぶ違うがまあいいだろう
そのジュリー・アンドリュースがメリー役で主演
ジェーンとマイケルという幼い姉弟の乳母として2人の子の父親に採用される

メリーポピンズは魔法使い?
傘を開いて空から降りてくる
ライバルを吹き飛ばす
歌唱力と不思議な妖術でジェーンとマイケルのハートを鷲掴み
つかみはOK

魔法使いというより不思議な世界の案内人ってところか
不思議な世界の扉を開けるだけ
魔法使いなら箒で空を飛ぶだろうし魔法で人を小動物に変えてしまったりするだろうがそんなことはしない

CGなんて無かった時代にめくりめく不思議な映像はお見事
1964年を考慮すれば子供騙しのレベルではなくどんな大人でも大抵は十分に楽しめるはずだ

ジェーンとマイケルなんて昔の映画の教科書みたいだ
演じた子役2人の表情が素晴らしい
天才子役だ

コミカルな大道芸人バートも良い
「笑い方を決められない人」は特に好き
芸人だけじゃ食えないので真っ黒なって煙突掃除をやったりする
演じたのはディック・ヴァン・ダイク
なぜか銀行頭取と一人二役

住宅地で大砲をぶっ放す提督と部下のコンビをなぜ地域住民や警察や市長は野放しにしているのか疑問である
メリーポピンズやバート抜きでも充分に変な世界である

ディズニーだけあってアニメーションとのコラボも良い

すぐに続編も検討されたが原作者がとても強情な方だったらしくディズニーにOKを出すことはなくなかなか実現しなかった
映画化に向けていらいろと条件を出した挙句に完成品には不満タラタラだったそうだ
自分もウォルト・ディズニー社の方針はあまり好きじゃないのでパメラ・トラバースという人物に俄然興味が湧く

義足のスミスなどジョークの意味がわからず全く笑えない
アメリカンジョークだけでなく大元のロイヤルジョークもつまらない
デーブ・スペクターが面白くないのも無理はない

仕事はゲーム感覚でやれば良いらしい
仕事を趣味にしなさいと言う人も世の中にはいる
なるほどそういう考え方もありだが仕事ははつまらないからといって無料アプリのように簡単に削除するわけにはいかない

風向きが変われば別れは突然に
老頭取がジョークで笑い死んで理不尽な理由で銀行をクビになったジェーン&マイケルの父親は凧揚げ大会で重役として銀行復帰を通達される
誰にも見送られることなく傘をさして空に飛び上がるメリーポピンズ次はどこに行く

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野川新栄

4.0すばかりだだだじぇすかりどーしゃ!(適当)

2021年8月24日
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ディズニー映画全部見るミッション14作目。
良いですね。これぞディズニーの夢と魔法がいっぱいの楽しい映画でした。それに大人にも響く言葉も多く、スプーン1杯の砂糖で苦い薬も平気で飲める。どんな薬もへっちゃら。という言葉は考えれば考えるほど深い言葉に聞こえてきます。
そしてミュージカルシーンはダンスも歌も上手く特にえんとつ掃除屋さんとのダンスは最高でしたね。
ただかなり長いのは疲れます。最後の方は飽きてきました。
良い映画です。一度見てみてはいかがでしょうか。

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赤だるま

4.070点

2021年6月8日
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鑑賞方法:VOD

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楽しい

幸せ

映画評価:70点

令和だからこそ、
色褪せる事なく深みが増している!

喜劇の要素や、ミュージカルの要素、アニメと実写の融合等の新しい事への挑戦。
その挑戦の中に強いメッセージ性や笑いや感動を織り交ぜて完璧(メリーポピンズ)に仕上げてみせた
どこを取っても最高級!!
本当に素晴らしい映画!!

曲も素晴らしくて、どれも聞き覚えがあり、
すぐに頭に焼き付いてきます(笑)

大人でも、子供でも、
真剣に見ても、片手間に見ても、
きっと楽しめます。

ずっと気になっていたけど、
古い映画で中々観る機会が作れなかったのですが、
とても面白かった。

あの頃の哀愁といいますか、
空気感といいますか、凄い好きです。
これぞディズニーの根本
ワクワクをありがとうございましたっ!

【2021.6.8鑑賞】

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まぁと@名作探検家

4.0子供の頃に鑑賞。傘持って空を飛ぶ姿にどんなに憧れたことか!笑 傘広...

2020年12月25日
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子供の頃に鑑賞。傘持って空を飛ぶ姿にどんなに憧れたことか!笑 傘広げて試してみたりもしたし😅
子供だったから、その飛ぶシーンばかりが印象的で憧れで何度も観た記憶。

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まりぽっさ

4.0永遠の名曲

2020年11月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 幼い頃、親に連れられて映画館で。以来ずっと“ちむ・ちむ・ちぇりー”のメロディが頭に残ってしまった。その歌を歌う夕焼けの屋上のシーンとともに、夕御飯の時期に思い出すのです。

 今の時期観ても遜色ない特殊効果。気になるのは、ディズニーらしくアニメのパートが多いことくらいだろうか。

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kossy

5.0歌も出てる人もみーんな好き 悪人?がいないハッピー映画

2020年9月28日
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歌も出てる人もみーんな好き
悪人?がいないハッピー映画

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ころせんせ

4.5子供の頃、大好きだった作品♪

2020年7月30日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

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楽しい

幸せ

今、子供時間まっさかりの子供達へ。
子供心を今も失わない大人達へ。
忘れかけた子供心を思い出したい大人達へ。
天真爛漫、自由はつらつ、子供の夢と
幸せあふれる家族愛のつまった、
コミカルで楽しいミュージカル映画です。

クラシックな古い映画で、実写と特撮とアニメの融合が、今の時代に見るととてもアナログで笑える映像だけれど、とても楽しい子供向け家族映画。
原作とは主人公のキャラクターが別人だけれど、どちらの物語も大好き。原作のイギリス児童文学では、プライド高くつんけんしたキャラ。アメリカディズニー映画では、一般受けするために明るく親しみやすいキャラ。
ジュリーアンドリュース演じる魔法使い家庭教師が素敵です。(イギリスの昔の乳母兼家庭教師) 知らない人に説明するなら「ドラえもんみたいなお姉さんが突然やって来た! 」て感じです。
ミュージカル映画としては、この中では「チムチムチェリー」が一番有名な歌のようですが。私は断然「鳩に2ペンスを」の優しく包み込む歌と、ハッピー感あふれる「凧をあげよう」の歌が大好き!!!!!

映画では、仕事人間だった父親が家族や子供と向き合う物語。原作はたくさんの不思議な冒険物語があり、大人になった今も忘れられない大好きなエピソードがいくつかあります。ぜひ両方の世界を楽しんでみてほしい。

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My

5.0頑張る人への応援映画?大人だからこそわかる価値。子どもだからこそハマる価値。

2020年7月1日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

萌える

ディズニー映画と侮るなかれ。最近のディズニーには食傷気味でしたが、こんな名作があったのですね。奥が深い。

隣の船長の設定が最初は突飛すぎて面喰いましたが、屋根の上のダンスに繋がるのね。なんて素敵な伏線。

子どものやりたいこと満載、毎日が刺激的。こんなナニーがいたらいいなあ。朝が来るのが待ち遠しい。

主人公のメリーに目がつい言ってしまうけど、大人になった私にはバートとお父さんが必見。
 その日暮らしの極楽バッタのようなバートが実は一番の大人。相手の立場を理解して行動できるって、なんてかっこいい!!! そんなバートが言う。「子どもはすぐに大きくなってしまう。時はあっと言う間に過ぎ去ってしまうよ。」
 日々のルーティンワーク、常識に縛られて時間がとられてしまい、大切なものが手を離れてから気がついて後悔しても遅い。大切なものは子どもとは限らないけど、本当にしたいこと・大切なことを忘れていない?って、ああ私何やっているんだろう。

お父さんの生真面目さが良い味出している。気難しいお父さん、でもバートに指摘された時の表情、切ないね。お父さんが「スパ…(言えない(>_<))」って言った時は乾杯しそうになっちゃった。

別の場面では、怒り狂う兄弟に「お父さんは一人で戦っているんだよ。君にはたくさん助けてくれる人がいるけど、お父さんにはいる?」と言うバート。

「スプーン一杯の砂糖があれば苦い薬も飲める」って、飲みたくないけど、嫌な仕事でも楽しみ(=スプーン一杯の砂糖)見つけてこなすようにすれば、ちょっとは人生変わるかな。見つからなければこの歌や「スパ…(言えない(T.T))」歌えば良いものね。

ああ『メリーポピンズ』って、頑張る人の応援映画だったの?

バートと銀行頭取が一人二役なのも意味深…。

そんな箇所ばかりを抜き出すと説教映画のように見えますが、全編歌と踊り。常識を覆されるようなアイディアばかり。子役のドリー嬢の表情もいい。

群舞を始めとする踊りもすごい。一緒に踊りだしたくなっちゃう。(屋根のダンスで、途中メリーが化粧直しをするのも笑った)

アニメもセルを惜しまずたっぷり使っているから(CGじゃなくすべて手描き!!)、動きの小気味の良いこと。本来のディズニーの真骨頂の作品です。(初期のアニメ『百蛇伝』の頃は東映もこの位動きが滑らかで、リズムテンポも良かった)

ディズニーランドのような能天気に楽しい・馬鹿騒ぎ・ハッピー、だけの映画ではありません。メリーは実は躾に厳しくちょっぴり辛口立だったりする。そこがまたスパイスが効いていて良いですね。

50年前にどうやってこの映像撮ったんだろう?楽しみです。

”お父さん”のような人にこそ観てもらいたい映画です。

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とみいじょん

4.0ディズニー映画らしい家族向けミュージカルの最良

2020年4月19日
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鑑賞方法:映画館

ディズニー映画の良いところが詰まった楽しいミュージカル。特撮、アニメと実写の見事な融合、主演ジュリー・アンドリュースの歌と親しみの持てる個性の輝き。家族向け映画の理想的な到達点にある作品であると思う。

  1981年 4月日  テアトル東京

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Gustav

3.0ファンタジー

2020年2月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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R♪