劇場公開日 1984年7月14日

「当時の人気女優を使って一儲けをたくらむだけの粗製乱造品」メイン・テーマ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5当時の人気女優を使って一儲けをたくらむだけの粗製乱造品

2014年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

幸せ

総合30点 ( ストーリー:25点|キャスト:35点|演出:30点|ビジュアル:70点|音楽:50点 )

 当時大人気の薬師丸ひろ子を売りにして興行収入を稼ぐべくとりあえず作られただけの恋愛作品といったところで、内容は無きに等しく演出の質も低い。系統としては「狙われた学園」の延長線上にあり、全体の水準はそれよりは多少はましという程度のもの。物語はぐたぐただし、野村宏伸の科白棒読みの演技のひどさは特に見るに堪えないし、他にいくらでも選択肢はあるだろうにこんな配役をする意味が理解できない。劇中で流れる音楽は使い方も含めて悪いのだが、最後で流れる薬師丸ひろ子の歌う「メイン・テーマ」は良くて、そこだけが褒められるところ。

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Cape God