「目は心の窓」ボディ・スナッチャー/恐怖の街 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
目は心の窓
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2週間ぶりに街へ戻ると住民に異変が。
一人、また一人と。そしていつの間にか何でもなかったと平常に戻る。
種明かし後はやや拍子抜けします。眠ったら空豆人間に心を奪われてしまうのですが、元の身体はどう処分されるのかまでは描かれていませんでした。しかし大規模な宇宙船よりも、種のほうが確実に侵略・拡散しやすい現実的な手段かも知れません。
乗っ取った所で一体どうなるんだ?と、エイリアンの目的が不明確なままですが、今でも通じる内容、テーマを扱っています。空豆人間達はカルト集団にも高性能なAIにも見えました。
人間性とは何か、心や感情こそが人を人たらしめる理由であること、そして多様性を排除しがちで非情な世の中へ警告を訴えている作品だと思いました。
"Love, desire, ambition, faith... without them, life is so simple."
"In my practice, I've seen how people have allowed their humanity to drain away... All of us — a little bit — we harden our hearts, grow callous. Only when we have to fight to stay human, do we realize how precious it is to us, how dear… as you are to me."
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