劇場公開日 1999年12月11日

「男性ホルモン」ファイト・クラブ Junさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5男性ホルモン

2017年10月7日
iPhoneアプリから投稿

私はこの映画がすごく好きです。
ボキャブラリーが少ないので上手く言えませんが、ストーリーも、人物像も、映像も何もかもが素敵です。
ただ人にはなかなか公言できないのです。なぜかというと私が「女」だからです。
女には到底理解できない世界、男の本能に触れる作品であるために、女の私が評価すること自体白々しく感じてしまうのです。
作品の中のブラッドピッドはカリスマ性があり暴力的で自由に生きており、それが映画の中のみならず観ている人まで魅了します。とてもかっこいい。
そんなブラピに憧れを抱く主人公。私はどちらの立場にもなれません。
いくら私が「ブラピがかっこいいんだよ」と言ったところで、「性的な」意味でとしか捉えられません。この映画の魅力は到底伝えられないのです。
なので「好きな映画はファイトクラブです♡」とは言えません。
ただ男ってなんて面白くて魅力的な生き物なんだろうと思わせてくれる映画です。もし男に生まれたなら、ブラピのように生きたいですね!

最近男友達が「おもろいDVD貸して」と言ってきたので、このDVDをひっそりと忍ばせました。
案の定「ファイトクラブおもしろかった!まじかっこいい!」と言っていてニヤリとしました。

Jun