劇場公開日 1996年11月9日

ファーゴのレビュー・感想・評価

全105件中、1~20件目を表示

5.0Ages like a Statue

2021年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

笑える

単純

興奮

After two decades have passed, we can admit with confidence that Fargo is one of the most all-around completed films in history--a knot made out of a single piece of yarn loop. Its revelations are cinema at its best . The bad guys are stuck in a quicksand rut between evil and hyper-evil, played by silent Swede Stormare. McDormand's acting skills are worth further study after her recent Oscar win.

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Dan Knighton

3.5トレジャーハンター・クミコから来ました

2024年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

単純

今夜(2024/04/19)、小休止を挟みつつ観ました。

タイトル通り『トレジャーハンター・クミコ』の主人公、クミコが執着した映画が何を隠そう『ファーゴ』で、そこから興味が湧き、加えて憧れの俳優であるスティーヴ・ブシェミも出演していることが、視聴の決め手になりました(笑)

本作は、『ビッグリボウスキ』の監督さんの作品で、そこかしこにその匂いが感じられます。ただ全体を通して今回の映画は空気が重く、よりスリリングです。

短絡的な男が短絡的な計画を立て、想定外のことが起こって収拾がつかなくなる展開で、主演の女性警官の有能さが嫌でも際立ちます。

中盤以降は集中して観られる反面、スロースターター感は否めず、序盤から暫くの間は少し退屈な印象でした。
ただ佳境からクライマックスに掛けてはとてもエキサイトします!

価値ある作品かと思います。クライムサスペンスがお好みの方は特に要チェックです!

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蜷川吝塀

1.0without blackなblack comedy。アメリカはどうなる!白人曰く『Leave Me Alone』

2024年1月28日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0説明不可能

2023年12月10日
PCから投稿

20年ぶりに再見、以前同様の摩訶不思議な面白さ。

面白いような、おかしいような、薄気味悪いような、後味が悪いような、人をバカにしたような独特の感覚を的確に表現した批評に出会ったことはありません。

ストーリーとしては単純で振幅があるわけでもなく、映像も凄惨でグロテスクな場面が散見されますが、それらを超越した表現不可能な「クセ」があります。敢えて言えば「ブラック」ですが、それも少し違います。

犯人一味の間の抜けた慌てぶりが際立つ一方、警察も含めた周囲の人々の「他人事ぶり」のアンバランス故でしょうか?

良くも悪くも多分に感覚に訴える作品なので、絶賛の一方けなす人がたくさんいるのも大いにうなずけます。要するに好き嫌いがハッキリ別れる作品ですが、最もコーエン選手らしさが際立つ作品でもあります。

雪一面の道路の向こうからゆっくり姿を現す一台の自動車。
未だかつて最も印象的なファーストシーンです。

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越後屋

3.0思ったより普通かな

2023年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

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parsifal3745

3.5本編以外の思い込みと言う恐怖について

2023年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

もったいない映画体験をしてしまった…
スマホの画面で見るようなストーリーではなかった…

是非評価を読まず、エンドロールまで気を抜かずにお楽しみください。
(英語が分かるとなおよし)

【あらすじ】
実話に基づくストーリー。
金欲しさに自分の妻を誘拐させ、義理の父から金をふんだくる作戦と経てた主人公。
しかしそう簡単にいくわけもなく…

Twitterで謎に紹介されていた「トレジャーハンター・クミコ」がどうしても気になって、
作品の元となった本作「ファーゴ」を鑑賞。

パケ写が「ディアトロフ・インシデント」っぽかったので、前情報入れずクライムサスペンスかな~?見始めたらまさかの実話。

誘拐事件を起こそうにも全く段取り良くいかず、余計な死者まで出してしまう。
ドラマ「メンタリスト」のジェーンだったら一発で見破られてるぐらいみんな嘘が下手w

クライムストーリーなのに計画が何一つうまくいかず、これこそ実際の誘拐事件の末路なんだろう…

しかし実話のクセにこれと言った劇的な殺人犯がいるわけでもなく、
途中で事件と関係ない警察官の同級生との会話があったり、
特出して面白い展開もなくつまんねえな、なんでこんなに評価されてるんだと思わざる負えないんだけど____

ネットで解説を調べたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おもろいwwwwwwwww

ずるいな~このやり方は。

U-NEXTの吹き替えで見たけど、エンドロール最後の英文にはさすがに目がいかなかった。
ここまで見てこその作品なんだろうな~~

当時劇場でこの作品を見ることができた人は羨ましい。
サブスクでエンドロールを飛ばすことが当たり前になった現代への”アンチテーゼ”のようにも思えた。

=======ネタバレを含みます========

この作品は実話ではなく、完全な[フィクション]
作品冒頭でわざわざ”嘘”をつくわけないという先入観のせいで
一見つまらない展開もドラマチックに、意味ありげなシーンに思えてしまう。

”思い込み”の隅をついた革新的な作品ですね。

最近ではフェイクドキュメンタリー作品が流行っていますが、
90年代にホラージャンルではなく”クライムサスペンス”という題材に目を付けた監督は素晴らしい。

モキュメンタリーの代表的な「ノロイ」や「ほんとにあった!呪いのビデオ」は
現実との境目が曖昧である”霊体”や”呪い”をテーマにしていることから
信じる人もいれば、フィクションと気がついてしまう人も多い。

しかしスピリチュアル要素のないサスペンス作品で「実際に起こった事件を基に・・・・」と導入がはいると、途端にノンフィクションであると信じてしまう心理を逆手に取ったいい手法だなと思います。

一応この映画がフィクションであると暗示するヒントはちりばめられてるみたいですね…

ぱっと思いつくのだとマイク・ヤナギダの「妻が死んだ」発言が虚言癖から来る嘘だったぐらいだけど、斧を持ったサスペンダーおじさんのオブジェにも意味があるらしい。

あとは主人公の企てた誘拐事件自体が”自作自演”なのもそうでしょうか?

なんかエンドロールの注意書きが英語で私がスルーしちゃったように、「トレジャーハンター・クミコ」の主人公もそこだけスキップしちゃったんかや?

本編ストーリーの外で騙されるのは痛快で気持ちがいいですね…

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二ノ前

2.5うーん、面白いと思えない自分はダメですか?

2023年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

絶賛されたので、見てみたら、ちっともおもしろいと思えなかったという、自分の審美眼に問題があるんじゃないかと疑いたくなる一本。もっと自由に、面白くないと言えればいいのだけれど、コーエン兄弟に限っては、それは、映画の楽しみ方を知らない人、みたいな目で見られるんじゃないかと心配になり、つい、どこかに面白みを見つけては褒めようとする。

でも、出てくるのは中途半端な小悪党だったり、正義感に燃えてもいない警察署長が、妊娠中の母親だったり、計画が簡単に破たんしていったりと、いったい映画のなかで何が描きたいんだろうと、イライラが募っていった。ましてや、これを題材に連続ドラマを制作するなんて、正気の沙汰とは思えない。

「スリー・ビルボード」には感動したし、見終わってからもその余韻に浸っていたい不思議な気分を味わった。この映画が無ければ、それもなかったわけで、そういう意味で、今日のコーエン兄弟に評価を決定づけた作品として確固たる地位を築いたからそれでいいんだと思う。好きじゃないけど。

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うそつきカモメ

4.0毛を逆なでされるような感覚

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

非常に後味の悪い映画である。
コーエン兄弟はこういうの多いな。

残酷描写ももちろんだが
人物の思惑と反してほんとうに!
坂を転がり落ちていく展開が
下手なホラーよりも怖い。

常に体中の毛を逆なでされているような。
半音ずれてる不協和音を聞かされてるような。
不安、悪趣味なユーモアにつつまれてる空気が流れていて
居心地が悪くってしかたない。

逆にこれほどまでの空気を作り出す才能というのはすごいと思う。
パトリシア・ハイスミスの小説を映像でみているような気分になります。

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こまめぞう

3.5バイオレンスが叫んでる

2023年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

 公開当初はちょっと通ぶって積極的に好きな映画に挙げていました。いや今観てもセンスが良くてユーモアに富んだ(ブラックですが)完成度の高い作品です。が、以前と違ってもう私の暴力シーンに対する許容度が相当狭まってしまってて、今回久々に観てその生々しさにひいてしまいフルには愉しめませんでした。数年前に同タイトルのTVシリーズがNetflixか何かで始まった時もワクワクしてみ始めたくせに数エピソードで残酷シーンを見かねてギブアップ。殺害や拷問などの残酷なシーンへの需要は今でも依然強いんですねえ。
 ということでこの映画もコーエン兄弟もなんも悪くない。むしろいい。私が無理して観なければええだけの話でした。失礼しました。

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おまつ

2.0えっ、めっちゃクソやん

2023年2月23日
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りう

4.0実話

2023年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

この話は実話だというテロップが出たから最後まで信じていたが、なんと全くのフィクションらしい。

コーエン兄弟にしてやられた。
そんなのありなのか!!

見た後すぐに感想を書いたはずだが保存されていなかったのか白紙だったため、1年後にレビューしている。

細かいところは忘れてしまったが、粉砕機で人を砕いているシーンは忘れない。

軽く見れる映画だったと思う。
ドラマ版も気になる。

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ゆい

5.0フランシス・マクドーナンド

Mさん
2022年10月2日
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は「スリー・ビルボード」で知りました。
ファーゴの彼女もいいですね。お腹の大きいおまわりさんの映画は初めて見ました。

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M

3.520年ぶりに視聴

2022年5月22日
iPhoneアプリから投稿

何故か不思議と記憶に残っている映画。20年ぶりに見て特別面白いと思わなかったが、見ていてなんか良い!笑
人に面白さを説明するのが難しい映画。

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どんじい

4.0コーエン兄弟作品はやはり面白い

2022年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

観るのがもったいなくてお楽しみのために今までずっと観てなかった「ファーゴ」、コーエン兄弟作品らしい作品でホント楽しめました
まともなのはマージとノーラ夫妻だけに思えるような、車を買いに来た客夫婦くらいの脇役でさえも周りの人達全てがおマヌケさんでした
でもそれが面白い!
スティーヴ・ブシェミは本当にハマり役、何回も「変な顔」と説明されてるのには笑えました
しょっちゅう「Oh,yeah.」を繰り返すフランシス・マクドーマンドが印象的
何回も観たくなる作品でした

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小町

4.5ドキュメントを観ているような感覚

2022年4月5日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ツネ

3.0残酷なシーンが沢山ありますが・・

2022年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

以前から気になっていた作品でした。
さすがに劇場で観る機会は無いだろうと思っていたら、午前十時の映画祭で観られました。
DVDで観なくて良かった。
しかし予想の斜め前を進む展開に、目を背けるべきか、笑っていのか・・。
残酷なシーンが沢山あるんだけど、ブラックユーモア調に出来ているので、つい笑ってしまうんですよね。
いやはや、これは観ないといけない作品でした。
観て良かった。
レンタルでも良いので、皆さんも観てください。
と、思ったのですが、この作品はTV画面で観たら、何これ?と思うだけで、作品の面白味が伝わらないかも・・。

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はるっち

4.5やっぱり面白い! そしてマクドーマンド礼讃

2022年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「午前十時の映画祭」で鑑賞。

26年ぶりに観た。
終盤のクライマックスのエゲツないシーン以外ほとんどストーリーを憶えていなかったけれど、「とても面白かった」ということは頭に残っていました。
そして今回久しぶりに観て「やっぱり面白い!」と思った。

そしてそして、主演のフランシス・マクドーマンドの素晴らしさを再認識。チャーミングかつ敏腕の女性警察署長を見事に演じきっている(彼女が登場するタイミングもうまく計算されていますね)。
僕は英語が不得手なので台詞回しなどについてはなんとも言えないのですが、感心したのはマクドーマンドの表情の豊さ、とくに目の演技です。ふとした視線のやり方なんか抜群に上手いと思いました。
この、マクドーマンドの好演によって、マージはより愛すべきキャラクターとなり、我々鑑賞者を物語の中へ引き込んでいきます。誰もがきっと身重のマージの無事を祈り、応援したくなるでしょう。

ところで、この映画、ストーリーは文句なしに面白いのですが、マイク・ヤナギタの場面はちょっと謎、いや、かなり謎です。あの一見不要とも思えるシーンの意図するところは何か? アメリカ人にはわかるのかな? マイクの虚言を通して、この映画そのものが作り話なんだよ、ということをここでほのめかしているのだろうか(本作の冒頭に「実話である」というような説明が出ますが、実はフィクションなんですね)。

このところ、大むかしに観た作品を再鑑賞する機会が何度かありましたが、この作品も本当に観てよかった。
僕はこういう地味めだけど、ピリッと引き締まった作品が大好きです。

ちなみに、マクドーマンドってジョエル・コーエン監督の奥さんだったんですね。この前はじめて知りました。

追記
同時期に制作されたコーエン兄弟の『未来は今』も大好きな作品です。

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peke

4.0狂気に慣れていく

2022年3月26日
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鑑賞方法:VOD

きっかけは浅はかな考え、義理の父から金を引っ張りたいことが理由で妻の誘拐を依頼。雇われた誘拐犯二人が計画途中で警察官を殺してしまい、計画がおかしくなっていく。犯人の一人を加え7人亡くなってるが、実際に起こった事件を映画化しているため、主犯の夫はその後どうなったのか気になる。
粉砕器に相棒を放り込む猟奇的な結末が恐かった。
警察官と夫とのどうでもいいやりとりが唯一の救い。

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motohayako

4.5ブラック・ユーモアとサスペンス

2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

実話とは酷い(>_<) が、
脚本いいのか、画面に釘付けでした。

午前十時の映画祭11 にて。

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ほんのり

4.0不条理系

2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿

不条理系の雑なクライム物語。
いまとなってはこういうのあるよね、系の映画だが、当時はどうだったかな。
たしかに、フランシス・マクドーマントは独特なアクセントも含め名演技。

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ぱんちょ