劇場公開日 1999年12月11日

橋の上の娘のレビュー・感想・評価

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3.5ナイフ投げ師

2022年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

運に見放された女(ヴァネッサ・パラディ)が自殺しようとして、ナイフ投げ師(ダニエル・オートゥイユ)に助けられる。
女が的になるナイフ投げの曲芸は好評、女は運を引き寄せる。
ナイフ投げが最高のラブシーンで息詰まる。

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いやよセブン

3.0橋から身投げしようとした女性をナイフ投げの的としてスカウトした男性...

2022年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

橋から身投げしようとした女性をナイフ投げの的としてスカウトした男性。
途中まではよかったが、この女性、その場のフィーリングで簡単に何人もの男に体を許してしまうという尻軽さがどうにも目に余った。
最後に再び橋の上で男女が再会するというのも都合が良過ぎる。

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省二

4.0ライトを消して運転しては危ないよ!

2018年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「負けを覚え、勝ちを知るべし」いい言葉だ。あと「運」というものも大切なテーマとなっていて、かなり考えさせられる。

 しかし、この女性はかなりSEX好きである。ナイフ投げのコンビを組むことによって、展開としては愛が芽生えることを想像するのだが、ガボールが見てる前でも他の男とSEXしてしまう・・・商品には手を出さない、こいつはプロだ!と感じてしまう。それからガボールに愛を感じるものの抱こうとはしないので、ナイフ投げの的になることでエクスタシーを感じる(そう見えた)。

 ダニエル・オートゥイユにはこういう渋い役のほうが似合いますね。前回見たのが『メルシィ!人生』だったからな・・・
 いくら運が大切だからと言って、ライトを消して運転しては危ないです。

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kossy

2.0再見することは重要

2014年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

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佐分 利信

4.0橋の上で Once Again

2014年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

耽美的でありながら、異色の愛の形を切り取ったルコント作品。
モノクロの映像美、印象的な台詞音楽 謎めき愁いある男と女、見せ場でもあるナイフ投げの官能的なシーンの数々。ストーリー以上に、作品全体から醸し出すこの世界観を心で感じ、楽しむ作品です。
ヴァネッサ・バラディが匂い立つように美しく輝いていくその様と、ダニエル・オートゥイユの、助けた女が再生し自由に羽ばたいていく様を傍観するしかできなくなっていった男の様相のコントラストが、鑑賞し終わってから時間がたった今でも、心に焼き付いています。

一度は離れた二人。自分を見つけてくれた人はそれだけに終わらなかったことに貴女は気づいたのですね。
「心の止まり木」はすぐ傍に・・・
印象深い作品の一つとなりました。(4.2点)

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sonje

5.0小屋のシーンがすごい

2011年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

1998年フランス映画。90分。2010年54本目の作品。名匠パトリス・ルコントの作品で、フランス映画の顔ダニエル・オートゥイユとジョニー・デップの妻バネッサ・バラディが主演を務めている。

内容は;

1,橋の上から投身自殺しようとしている女はナイフ投げ師に「的」として雇われる。
2,2人は公演の旅に出る。
3,旅先で女は別の男と駆け落ち。それから2人の生活が狂っていく。

「的」として女を雇ったナイフ投げ師は、何があっても「的」に情を抱いてはいけない。もし抱けば手先が狂ってしまうから。そんな2人は心の内で惹かれ合い、そして表面上は反目しあっていく。このつかず離れずな屈折した愛を描かせるとルコントは本当に凄い。

全編白黒にしたのは、そんな2人の関係がどこかプラトニックであり、それが古典となってしまったというルコントのメッセージか。

2人が本編の中で唯一、小屋で行った「愛の行為」は今まで観たラブシーンの中で一番官能的。

何度でも繰り返し観たい作品です。

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あんゆ~る