「現代においても十分に通用するテロの手口」テレフォン みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0現代においても十分に通用するテロの手口

2014年3月19日
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鑑賞方法:TV地上波

怖い

興奮

知的

米ソ冷戦時代に実行されなかった「テレフォン作戦」が突如息を吹き返し、全米各地で軍事基地の破壊が始まるのが事件の発端。
その首謀者のダルチムスキーを演じているのが、オドオドした小物感のオーラがハンパないドナルド・プレザンスじゃありませんか❗
『007は二度死ぬ』ではブロフェルドを演じている、これぞ名脇役。
電話越しにフロストの詩の一節を朗読する事で、全米に潜伏していた51人もの自爆工作員たちを覚醒させ、自由自在に操るアイデアは秀逸だっただけに、その最期は余りにも呆気なさすぎて思わず脱力。
それでもブロンソンを愛する男性アクション映画ファンにとっては、彼の抑制の効いたいつもながらの安定した演技が堪能出来る至福の作品だったと思う。

う〜ん、マンダム。 (o^∀^o)

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みつまる。