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(C) 2007「象の背中」製作委員会
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自分の今を考えるのはとても大切だとすごく思いました。象は死期を知ると群から離れて死んでいくそうです。題名とかコマーシャルをみて観たくなくなる人もいるけど一人でも多くの人にこの映画を観て欲しいと思います。
才人、秋元康原作小説の映画化。“不治の病モノ”です。泣かそう泣かそうとしてますが、意外や意外、吾輩クライマックス近くで笑っちゃったんですよ(^^;。
吾輩この映画を観て、末期がんの患者でありながら、主人公のことを心底羨ましく思いました。献身的な妻、素直な(イマドキ珍しい!)子供たちに恵まれた幸せそのものの家庭を築き、経済的にも安定し、生活には不自由がなく、トドメに美人で若い愛人までいる!健康な時でも、この状況は素晴らしいと思えるのに、それらすべてが、がんになった主人公を全力で支え、見守ってくれるのです。いやあ、素晴らしい!ホントに羨ましい(^^;!!普通、愛人の存在を確信したら、妻なんぞはブチ切れるか、看病なんぞほったらかしてバックレまっせ!何て出来た奥さんだ…て、言うか少々現実離れし過ぎているような気がしないでもないのですが…。がんになったことは不運だとは思いますが、これだけ皆に愛され、惜しまれ死んでいけるのなら、がんになってもイイかなあ~なんて思ってしまいました。まあ現実的に吾輩は、こんな状況を作り出す“人間力”を持ち合わせておりませんので、実際がんになったら不幸なだけでしょうけどね!
映画の後半、幸弘の病室で妻と愛人が“第3種接近遭遇”するのですが、この時の幸弘の表情のおかしなこと!平静を装いながらも、心中オロオロしているのが丸わかりで(役所さん、上手いな~!)、ホント男ってのは情けない生き物だな~と痛感させられました。女の方が肝も度胸もよっぽど据わってますよ。強い!
この映画は“がん”に向き合う時、『治療だけがすべてではない』ということを教えてくれます。残された時間を、如何に人間らしく悔いなく過ごすかは、自らの決断に掛かっているんだということを。
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