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とにかく、映像はすごかったですね。
夕日が実にすばらしい。
暴風雨の映像も、雪崩の映像も、大雨の映像も、
やっぱり、ほんものはすごい。
役者たちも、こんな過酷な自然のなかでよく演技できたな。
と驚嘆する・・・。
でもですよ。
それが何度も、何度も、流されると、う~ん、またか。
となってしまったんです。
それに、決定的なのは出演者がみんないい人だってこと。
木村監督は言っていた。
「この映画には悪い奴は出てこない。
勧進帳悪にはしたくなかったんだ」
それはそれでいいんだけど、決定的に悪い奴はいないにしても、
気分が乗ってないやつ、バイオリズムがどうも合わない奴は
いるでしょう。
こんな過酷な自然に対して、人間の側ももっと、
過酷であっていいと思うんです。
その掘り下げ方が弱いんな~と思うんです。
浅野にしても、香川にしても、もっと深めようとすれば、
個性が出てくるはずの役者なのに。
なんかサラと終わってしまった。でも、時間だけは経っていた、
そんな感じの映画でしたね・・・僕の感想では。
木村監督・・・こんどは自然だけでなく、人間の心の紆余曲折
もカメラに修めてほしいですね。(ちょっと、辛口ですね)

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まずCGを使わずに作られているという話を聞いていたので、見ながらどのように撮影されているのかが気になりました。
美しい景色、でも山や自然の怖さも感じました。
撮影はとても過酷なものだったと思います。

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ホンモノの大自然の中でやっているというのはリアリティでいいんだけど、あまりに過酷で逆に俳優ってスゴイ!あんな細身で体力あるだのよく飛ばされないな~だの余計なことばっかり考えて集中できなかった。ここまで大自然の中で過酷だと(もちろんそれが現実なんだけど)逆にいつも別の映画で見てる俳優がその中でまさにちっぽけに見えるというかわざとらしく見えるというか・・・。超現実とつくりもののギャップを見せつけられた感あり。大自然にここまでこだわったのだから中身にもっとこだわらなければせっかくの苦労がだいなしな気がする。折しも中高年の山ブーム、つくりものの方より大自然のドキュメンタリー性の方が勝って20万人突破の映画かなという気がする。私には残念ながらC評価。浅野忠信は喋り過ぎ、香川照之はウマいと思うけど善人なだけではつまらない。映画のキャラだから仕方ないのは分かっている上で。

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劔岳、憧れの山である。穂先だけの槍ヶ岳や、大きな岩山の奥穂高の比ではない。そのギザギザした山容、尖った登山道、百名山の中でも屈指の難しい山だ。生半可な技術では登れない。物語は明治の話で、まだ登山道も整備されていなければ、装備も近代的でなく、古臭い。でも、登山のきつさ、つらさ、こわさと共に素晴らしさ、感動、眺望の美しさが描けていたと思う。CGではたぶん描けなかっただろう。また、山の登り口を探すというのも、興味深い過程だった。主眼は三角点を立てることかもしれないが、はじめて登るということはこういうことなのかと思った。雪渓は道がわかならくなるし、裂けると怖いので、そこから登っていくのはかなり勇気がいると思う。残念なのは、人物描写で物足りなさを感じた。類型的で、そこからの飛躍がなかった。主演の二人は文句はないが、軍部や家族など周辺の人物があの雄大な景色に負けていたと思う。

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富山県人のわたしにとって、まさに誇れる
いや、日本人としてこの国に生まれて良かったと思える映画です。
映像の美しさは言うまでもなく、日本人の心とは?を今まさに問い直す人間ドラマでもある。
浅野忠信は淡々としていながら、内に秘める使命、仲間たちに心から信頼される男。
香川照之のあくまでも脇役に徹し、柴崎の使命を支える男。
出演時間は短いが、宮崎あおいの使命に挑む柴崎をこころから支える優しい妻。
とくに宇治長次郎を演じる香川には監督の映画人生を投影しているようだ。
まさに真の自然の美とは、死と隣り合わせの場所でしか観られないのかもしれないのです。
そんな絶景を擬似体験できるだけでも観る価値はあるのではないでしょうか?

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本当に撮影どうやって撮ったの??って思うように凄くリアルで…
山が色んな顔してるのよね。
そりゃ登山大好きなお方には申し分ない傑作なのかもしれないけど…
ちょっとダラダラ感が拭えない気がしたのと
盛り上がりが弱いって思っちゃいました。
宮崎あおいちゃんは可愛い奥さんを好演されてたと思います。

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CG、デジタル全盛のこの時代に、敢えて“人間力”で挑んだ本作。力技の感じられる、正に“本物の映画”でしたよ。
名カメラマン木村大作入魂の監督デビュー作。これまで、数々の日本映画の名作を撮り続けてきたその手腕は、本作でも如何なく発揮されております。『空撮を使わずに、山の映画を撮る』なんて、常人では考えられないことを、この映画ではやってしまっているんです。そしてその映像は、もう“圧巻”という他に表現のしようがないほど、見事な仕上がりで、スクリーンに映し出されます。ホント、素晴らしい!!ただただ脱帽です。
映画そのものは、非常に淡々としたペースで物語が進んでいきます。ホントに淡々としてまして、描かれているテーマからすると、もっと盛り上がりがあってもいいのでは?と感じられるほどでした。しかし全編を通して流れる、池辺晋一郎 氏の手による音楽と相まって、“古き良き時代の日本映画”というテイストがプンプンしてくる“大人の映画人による本物の映画”だったと思います。木村監督の思い、そしてそれを受けた役者達、スタッフ達の熱い思いが伝わってきます。
当時、地図の作成は国防の観点から行われていたのだということも、なかなか興味深い話ですし、“陸軍VS山岳会”というような争いがあったことも、歴史的に面白い話だと思います。ご存知の方もおられたでしょうが、吾輩は初めて知りましたので、結構導入部から話にひきこまれていきました。そういう歴史物(それも近・現代の)としての映画としても、充分見応えのあるものに仕上がっています。
公開前に、あちこちのTV特番で、監督やメインキャストたちが出演して、撮影時の裏話なんかを話してましたが、これが相当ムチャで面白かったんですよ!『そんなことしたら、死んじゃうよ!』てなことが、平気で山の上では行われていたようでして…。でも皆さん、とても充実した顔をしておられるんですね。うん、一つの大きな仕事をやり遂げたって感じで。この映画は“泣かされる”というより、その映像の美しさ、素晴らしさに“圧倒される”と言った感動が味わえます。やはり映画館の大スクリーンでこそ、その良さを体感していただきたいですね。興行の方も大ヒットだそうですが、この映画が当たるっていうのは、イイことだと思います。日本という国のマーケティングの健全性を認識する上でも。うん、ホントに“イイ映画”でした。

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原作も読んでから映画を見たので、とてもわかり易かったです。まだ見てない人は、ぜひ原作を読んでから行ってください。
監督さんは、トップクラスのカメラマンです。その彼が撮った映像ですので、それは素晴らしいものでした。
立山の剣の雄大さ、厳しさが、とても良く出ていたと思います。
CGやヘリ撮影を一切使わず、実際に山に登ってそこで撮影された映像です。そして、順撮りしているので流れがとてもスムーズでした。
試写会の前に、メイキングの映像の試写も見せていただき、舞台挨拶も聞かせてもらいましたが、撮影は命がけでした。
ぜひ、そのことも踏まえてご覧ください。