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毎度のことながらエンターテイメント性の高いジャーナリズムを貫いてますね。難しいテーマなのに全然あきません。
マイケル・ムーアの人柄もにじみ出てて、正義を振りかざす感じは全然しない。出てくるブラックジョークなんかもとってもいい。
アメリカを愛して入ればこそ、問題意識を持ち続けているのだろうな、と感じます。
でも、正直アメリカには住みたくないなあ・・・大樹の陰にはいりたがる日本にとっては反面教師でいいんじゃないでしょうか。

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日本については全く触れていないけれど、
自分が住む国の保険/福祉について真剣に考えるきっかけになります。
利権が及ぼし得る国民生活への悪影響の例でもあるでしょう。
ただし制度がどうであれ、医療福祉はやさしさ、思いやりの上にしか成り立たないと信じたいです。

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これはボーリング・フォー・コロンバインや華氏911のマイケル・ムーアの新作ドキュメンタリーです。前作、華氏911がちょっと作りすぎ?という感じがしたのですが、今回のSickoはその辺抑え気味(それでも終盤のキューバに渡るところは強引ですが。)でよくできていました。
感想は、「この国(アメリカ)の医療制度は終わってるわ。」です。もちろん、自分が手術受けたときにうすうす感じましたが、これが日本の目指す医療制度だとしたら、大きな間違いです。日本に居たとき、たまに「アメリカみたいに金あるやつだけが手術受けられるような仕組みにすればいいんだよ」とほざいている医者がいましたが、たぶん、勘違いしています。この映画を見ると考え変わるかもしれません。治療行う前に患者の入っている保険と相談して治療方針決めるんです。やりたい医療できますか?
映画には出てきませんが、WHO調べで日本の医療費は世界最低レベルらしいです。これは、医療水準が低いという意味ではなく、医療行為の料金が安いために医療従事者の人件費にしわよせがいっていることです。まあ、それはさておき、日本は皆保険制度を手放してはいけません。なんとしてでも死守するべきです。映画にも出てきますが、カナダの保険制度は目指すに値するのではないでしょうか?カナダの友人も、医療は全て無料で受けられるといっていました。素晴らしいっす。ちょっと熱くなっちゃいましたが、おすすめです。是非、見てください。
ただ、一つだけ。マイケル・ムーアは100%真実を伝えてはいません。皆保険制度の良い面を強調しています。その証拠に日本の話は一つも出てきません。日本は医師や看護師の「奉仕」で成り立っています。彼らの報酬は欧米の3分の1から4分の1です。ヒラリー・クリントンが日本の医療従事者のことを聖人と言ったのは、皆保険制度で付きまとう医療費削減を医療従事者が一手に引き受けている故だということは無視できない、と個人的には思います。

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一級品の左翼エンターティメントなドキュメンタリー映画。
たしかに面白かったです。
そして、とても勉強になりました。なにが勉強になったかというと、各国の保健制度の有様がわかったからです。いろいろ考えるきっかにもなりました。
しかし、他のマイケル・ムーアの作品同様、この作品もあくまで理想主義者の立場からの作品です。理想人が重箱を突っつくように、アメリカの保険制度の悪を、おもしろおかしく浮き彫りにしていく。しかし、そこで描かれている現実はあくまで表面的なものを都合よくピックアップしているだけなんですよ。裏を返せば、あまりにも浅薄に人が食いつきそうな側面だけ描いてるだけなのです。
ある種の宗教的な映画といっても過言ではありません。
慈愛の押し売りしているような映画です。

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久しぶりに家族3人で見た映画だったのですが、何で俺はアメリカに住んでいるのか?家族3人で、イギリスか、フランスか、せめてキューバにでも移住したいと真剣に思わせるMichael Moore。君は天才だ!

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これまでの作品に比べて少し毒気が薄れた気がしました。それでつまらないと感じるかもしれませんが、個人的にはちょうどいいかも。『スター・ウォーズ』のOPのパロディとか、相変わらず笑えるところも随所にありますし。
それにしてもアメリカの保険制度の怖さを実感しました。よほど健康に自信がないと、アメリカには定住できそうにないですね…。

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マイケル・ムーアと言えば、『ボウリング・フォー・コロンバイン』で全米ライフル協会会長でオスカー俳優でもあるチャールトン・ヘストン邸にアポなしで乗り込み、「なぜ発砲事件の悲しみに明け暮れる町でライフル協会の大会を緊急開催したのか」と詰問する姿が印象的だった。思ったことをストレートに行動に移し、不条理な出来事への憤りをあからさまに表現し、無骨に図太く取材を進めていく、あの“アツさ”が大好きだ。
しかし、『華氏911』、そして本作へと進むにつれ、ムーアのアポなし取材はさほどの強烈な印象は受けなくなった。ムーアの作るドキュメンタリーは、問題の核心に迫るためのベストな構成や盛り上げ所の的確さ、編集技術など、作を重ねるごとに秀逸になり、巧くなっていった。が、温度が下がっていった気がする。“華氏911”だなんて、言っちゃいられないくらいに。もちろん、取材相手がムーアに対し大いに警戒して、やりにくいのかもしれない。しかし、あの憤慨するムーアの表情こそ、彼の持ち味なのに・・・。
今回のムーアのターゲットは医療制度。相変わらず巧いムーアの演出力(または編集力)により、言いたいことはストレートに、分かり易く伝わってくる。ただ、やはり何か物足りない。フランスと自分の国の医療制度の差異を知った時のムーアの、羨ましそうな表情は印象的だったが、やはりどこかクール過ぎる。ムーアは、アツくないと!

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華氏に続く、マイケルの傑作ついに登場!アメリカの冗談のような信じられない医療現場の現実に唖然としまくり。アメリカに住むことに長年あこがれていたが、完全却下!!!住むなら、カナダかイギリスかフランスだ。
試写会でやたら笑っているやつがいたが、笑ってる場合じゃない。日本も同じ問題も抱えているからだ。政府や企業に踊らされるだけでテメェの頭で考えないとこんなひどい目にあうという最高の実例だろう。それと同時に、マイケルの自国への愛がビシバシ溢れている。マイケルやっぱ最高だぜ!!!早く日本脱出したい・・・。マジで怖いわ。

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何とも恐ろしい映画だ。本作は、"健康"という誰にでも関係のあるキーワードが関わっている作品だが、"改革"の名の下、年次改革要望書というアメリカからの"お達し"でアメリカ型の社会を目指す日本に暮らす僕らにとっては、まったく他人事ではない。そして何より、金儲けのために、人の命や健康が見捨てられているアメリカの異常な現状に反吐が出る。
そもそも何故アメリカの政治家が国民皆保険制度の導入に反対をしているのか、その詳細については実際に映画を観ていただくとして、彼らが主張するのは「国民皆保険制度なんて、共産主義のやること。赤だ!」という大原則・・・呆れてものも言えません。
しかし、そんな異常な状況を観衆に分かりやすく伝え、かつ冷静に判断してもらえるよう、ムーアは国民皆保険制度が導入されている諸外国の実情を現地に取材して、丹念に、そして真摯に調べ上げている。そこには、独自の調査をあまり行わず、ありもののデータを使って作り上げた「華氏911」(原因は、大統領選までに仕上げないといけない、という時間の制約だと思うけど)と比較して、映画作家として格段に成長したムーアの成熟が感じられるのだ。必見の1本。