掲載作品数22834件
ダイ・ハード4.0
(C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX
図らずもサイバーテロに加担してしまい、口封じのために命を狙われる青年マットをいつも通りボロボロぐちゃぐちゃになりながら助けるブルース演じるマクレーン刑事。
事の重大さに気付きびびりながら、そのマクレーンの姿を見てマット青年はつぶやく…。
『俺はあんたみたいに英雄(命がけで人を助けるような勇者)にはなれない…。』
それを聞き、長いこと(シリーズ1~4まで)こんなんばかり繰り返しているジョン・マクレーン刑事はぼやきながら言った…。
『それが仕事だからしょうがねええだろ?それにイイことなんか何にもないんだぜ。女房には離婚されるし、娘には苗字も忘れられるし、飯食う時は独りぼっちだし…。代わりがいるんだったら代ってもらいたいけど、いねえんだよ…。(英雄と言う役どころの代わりが)』
『代わりがいない…。そこが英雄なんだ…!』
青年はまた、つぶやいた。
このシリーズはいつ見ても、“ウソだろ?”というような無茶苦茶なピンチがヒーローを襲い、そして満身創痍になりながらそのピンチを切り抜けるのです。
今回もパワーアップしたウソだろ!的なシーンが満載です。
そして、今回の作品で特にグッとくるのはブルース・ウィルスが明らかに年老いていて、ヨボヨボ(ごめん)に見えてしまうところでして…。
そして、そんな彼を見てマット青年も頑張っちゃうわけです。彼なりに…。
細かいネタは割愛しますが、最後にマクレーンがマット青年に言います。
『お前も英雄じゃないか!』
確かにラスト間近のマット青年は、ある人を守るため、そして自分の未来のために、輝いていたのです。そのときの彼は英雄の如く“こいつはやられそうもない”と思うほどに勇ましく強そうでした。
それはあたかも、英雄の心が受け継がれていく儀式、方程式のように感じました。
もはや愚痴をこぼしながらなんとかするというよりも、何が起こっても動じず、どっしりと構えた貫禄たっぷりのジョン・マクレーン。
まあ、あれだけの事件をくぐりぬけて年を重ねれば、そういうふうにもなるのでしょう。どんな危機が起こっても「こいつならきっとなんとかしてくれる」という安心感があって、たとえ何かが起こってハラハラしても、見ているこちらも心のどこかで安心して見られる…そんなアクション。それはそれで、悪くない気がしました。
今回は頼りないひょろっとした若造を相棒にしたもの、そんなマクレーンを引き立たせるのに機能していた気がします。
それにしても、ひとつの場所で何かを得て、次にまた別の場所に移動して、そこでまた事件のヒントを得て、次のポイントに移動して…「24」のようでした。アクションシーンはド派手で見ごたえたっぷり。
ストーリーは、あきらかに「24(トゥエンティ・フォー)」の影響を受けているようだ。
ただ、24以上に、勧善懲悪がはっきりしていてわかりやすい。その分、単純ともいえる。
え〜、あまり深い事は考えず、楽しめる作品です。
アクションシーンは、かなり派手で、スリル満点です。
もう人間じゃないです、、、スパイダーマンみたい、、、ちょっとやり過ぎかも、、、、
まあまあ面白いのだけれど、「ダイハード」っぽくないんだよなぁ(*´Д`*)
マクレーンと言えば愚痴を言いながら渋々敵に立ち向かうのが面白いのに、あまり愚痴らないんだよね。
まぁ娘を助け出さなくてはならないのだから、愚痴も言っていられないのだろうけど、、、、
なんかヒーローアクションって感じで、「ダイハード」ではないような気がしてしまいました。
娘も最初は父を嫌っているけど、実は頼りにしていて、最後は仲良くなるというありがちなパターンなんですが、どうせなら捕まっている間も父親譲りの愚痴をブツブツ喋るキャラとかだと面白かったのになぁ。
展開も面白くスリルもある一流のアクション映画だけれど、「ダイハード」っぽくない映画でした。
- PR -
映画レビュー ユーザが投稿した映画作品に対する評価、印象、コメントがご覧になれます。お気に入りの映画があれば是非書き込んでみてください。