無ケーカクの命中男 ノックトアップ

劇場公開日:

無ケーカクの命中男 ノックトアップ

解説

「40歳の童貞男」のジャド・アパトウ監督によるラブコメディ。主演はセス・ローゲンと「幸せになるための27のドレス」のキャサリン・ハイグル。高校時代の交通事故の賠償金で食いつなぎ、バカ仲間との共同生活を送っているダメ男のベン(ローゲン)は、昇進祝いでクラブにやって来たキャスターのアリソン(ハイグル)のナンパに成功し、一夜を共にする。しかしアリソンがベンの子どもを妊娠してしまい……。

2007年製作/129分/アメリカ
原題:Knocked Up
配給:東宝東和
劇場公開日:2008年12月20日

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映画レビュー

3.0アメリカ人向け

2022年8月1日
PCから投稿

同じ監督の「40歳の童貞男」と全く同じ感想を持ちました。
① この程度の「小話」に2時間超とは製作会社の意図がわからない。90分にまとめれば評価上がる。
② それほどつまらなくもないが、別に面白くもない。時々よくわからない人名なんかが出てくるので、日本人がわからないほどアメリカ人には面白いんだろう。
③ 大ヒットしたし評価も高いのは、要はアメリカ人にしかわからない「キモ」があるんでしょうね。

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越後屋

4.5邦題ひどいし(思い出すのも一苦労)、美しくもないもの映りまくるし、...

2021年2月28日
PCから投稿

邦題ひどいし(思い出すのも一苦労)、美しくもないもの映りまくるし、感動的なまでにB級だけど、それは表向きのこと。

ストーリーはすごくしっかりしてて、最後には泣いてしまったよ。

しかし臨月のお腹はすごいな。
アメリカ人だから?
日本人でもあんなになる?
あれは腰痛めるわな…。

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UNEmi

3.5主張しすぎの邦題

2020年12月14日
PCから投稿

キャサリンハイグルは見ばえも肉感もあり00年代後半から10年代前半はすごく人気者だったが、なんとなく見なくなった。

ロマンティックコメディが本領だが、はばひろい役ができるタイプではなかった。
顔立ちやフェミニンな雰囲気がシリアスドラマに適合しにくく、準じて賞レースとも無縁だった。
その煮詰まり感も、感じないではなかった。

ただ本国の人気はおとろえておらず、定期的に近況やらゴシップやらを目にした。詳細はよく知らないが、おそらく私生活へ重点しているのだろう。
とくに顔をいじってしまった──わけでもなく、当人さえ本格復帰しようとおもえば、時代はMilfに敵なしである。

ただ作品としては、その立地に則して、これと言えるものがない。あえて挙げるならこの映画だと思う。

ジャドアパトー監督は40歳の童貞男(2005)で一躍旗手になったひとで、コメディでも「艶笑」に特長を持っていた。ようするに性的なコメディの名手とされた。本作は興行も批評も大成功している。
個人的にも文句はなく、とくにケンチョンとアダムスコットが楽しかった。

ところで、外国映画に独自色のつよい邦題がつくことがある。
そのことを映画レビューで指摘することが、よくある。

まいど、腹が立つ。
個人的には、犯罪だと思っている。

imdbには、各国の公開日が記載されている。
そこに、ローカライズされたタイトルもずらーっとならんでいる。

たとえば、この映画は、

イタリア、Molto incinta。(非常に妊娠している)
ドイツ、Beim ersten Mal。(初めて)
フランス、En cloque, mode d'emploi。(膨らんだ、使用説明書)
ロシア、Nemnozhko beremenna。(少し妊娠)
スペイン、Lío embarazoso。(はずかしい混乱)
台湾、好孕臨門。(良い妊娠)
・・・(もっと何カ国もいっぱい並んでいる)
──などとなっている。

自動翻訳なので、意味が、そのとおりかどうかは、わからない。英語圏および公用語が英語の国はすべて原題Knocked Upのままだった。

邦題は「無ケーカクの命中男ノックトアップ」であり、imdbにもそのとおりに記載されている。

は、はずかしい。

同時に、腹立たしい。なめてんのか。

配給会社が興行権を買うとき命名権がついてくるらしい。
配給会社は、いうなれば「おれらがお金はらって買ったんだ、だから好きになまえつけさしてもらうよ」という感じで邦題をつけるわけである。

ただし。

imdbやAKAを見たらわかるけれど、日本のように、どっかのだれかが「えいっ」って付けちゃったみたいな、独善なタイトルを付けている国は、ほかにはない。

せかいひろしといえども、そんな国はどこにもない。

基本、ほぼ直訳で、変えてもタイトル自体が主張してしまうものにはしない。

つまり、はずかしい。
あなたは無ケーカクの命中男ノックトアップがさえたタイトルだと思いますか?わたしがもしフェミニストだったら暴動をおこすだろう。

すこし前レビューした映画に、ショートタームのクレットン監督のJust Mercy(2019)があった。

Just Mercyは「黒い司法 0%からの奇跡」と邦題された。

いうなれば──善い黒人が、悪い白人から、いじめられる映画に「黒い司法」というタイトルをつけた──わけである。

女性が差別される映画に「女々しい奴」って付けちゃったみたいな感じだろうか。

いや、もっと、とんでもないことだ。

これ、無意識だと思いますか?わたしらばかだとおもってんですか?

これは、とうぜん、なんらかの物議の誘発をもくてきとして、つけられた。
いま風な言い方をすると炎上商法というやつに属する。

基本的に、配給会社は、当意即妙な邦題によって映画がヒットしてくれることを望んでいる。

ただ、シリアスな主題・地味な映画・人気俳優がいない・低予算などなどのポピュラリティを得にくい外国映画ほど、いわば、その装丁の消極性を打破するために、突飛なタイトルをもってくる──わけである。

配給会社は猿知恵をはたらかして、なんかないかと考える。それは、まさに猿知恵である。

話題性を付与するために芸人に名付け親をふったりもする。
ジョージクルーニーのThe Men Who Stare at Goats(2009)は千原ジュニアが「ヤギと男と男と壁と」とつけたそうだ。

つまりである。Just Mercyが「黒い司法 0%からの奇跡」とつけられたのは、巷間において『黒人差別の映画に「黒い」はないだろ』と紛糾がおこってくれたらしめたもんだ──という腹案のもとに、つけられたわけである。

これが犯罪でなくて、なんだとおもいますか?わたしがもし黒人だったら暴動をおこすだろう。

わたしは、こういうむかつきを、An Officer and a Gentlemanが愛と青春の旅立ちと名付けられてしまった1982年からずっとたずさえてきたので、いまさら体制は変わんないだろうと諦観している。

だが、こういうタイトルを見るたび、わたしらばかなんですかね?と思う。
百歩譲ったとして、ノックトアップのトってなんすか?
わたしらみんなばかばっかなんすかね?

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津次郎

4.0子供好きの人

2020年8月30日
Androidアプリから投稿

こういうタイトル、どうにかならないかな。
面白いのに、、、

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