HERO : 新作映画評論

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HERO

劇場公開日 2007年9月8日
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HERO 9月8日より日比谷スカラ座ほかにてロードショー

ツッコミどころはいっぱいだが、グッと来てしまう

画像1(C)2007 フジテレビジョン・東宝・J-dream・FNS27社

すっかり定着した連続ドラマの映画化だが、ドラマのスタートから6年のインターバルをおいた大ヒットシリーズの映画化は、イベントムービーの趣。ちょい役にまで豪華ゲストを揃えて話題性もたっぷりだが、城西支部の面々のドタバタ捜査をはじめ、ツッコミどころもいっぱい。

でも、それでもグッと来てしまうのである。巨悪をめぐる思惑が渦巻くなか、事件に大小などないという信念のもと、担当する傷害致死事件の真相を追い続ける久利生の姿に。罪を犯した人間が、その罪の重さをわかっていなければ意味がないという久利生の言葉に。そして、この型破りな検事の真っ直ぐさが、そのまま木村拓哉という時代のアイコンと重なって見えることこそが、「HERO」シリーズの魅力。しかも、この“グッと来る感”は、確実にドラマから映画へとスケールアップしているのだ! それに素直に痺れることが出来るのは、この6年の間に木村が自分を消して下級武士になりきった「武士の一分」もあったから。続編を撮る場合は、笑いのなかにも検察のお仕事をリアルに描くことで、さらにグッと来させてくれることを期待。

杉谷伸子

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ABOUT THE MOVIE

  • HERO 画像2
  • HERO
  • 01年に放映され、シリーズ平均視聴率34.3%を記録し、フジテレビの歴代ナンバーワンヒットとなったTVドラマの映画版。沖縄、北海道、山口を経て、6年ぶりに東京地検城西支部へと舞い戻った久利生公平検事(木村拓哉)の活躍を描く。久利生に立ちはだかる敏腕弁護士・蒲生に松本幸四郎が扮する他、森田一義、イ・ビョンホンがゲスト出演。監督・脚本はTVシリーズと同じ鈴木雅之と福田靖。
  • 監督:
    鈴木雅之
    脚本:
    福田靖
    製作:
    亀山千広
    音楽:
    服部隆之
    企画:
    大多亮
    プロデュース:
    石原隆
    出演:
    木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、角野卓造、児玉清、森田一義、イ・ビョンホン、松本幸四郎
    2007年日本映画/2時間10分
    配給:
    東宝
  • 9月8日より日比谷スカラ座ほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2007 フジテレビジョン・東宝・J-dream・FNS27社

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