ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

劇場公開日:

解説

J・K・ローリングのベストセラーを映画化した大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの5作目。闇の帝王ヴォルデモート卿の復活を目の当たりにしたハリーと、その事実を認めようとしない魔法省は対立し、両者の溝は深まっていく。ホグワーツ魔法魔術学校には、「闇の魔術の防衛術」の教授として、魔法省の息のかかったドローレス・アンブリッジが就任。実利的な魔法の訓練を禁じるアンブリッジに対抗し、ハリーは来るべき戦いのために有志の生徒を集めて「ダンブルドア軍団」を結成。秘密裏に魔法の特訓に励むが……。イギリスTV界出身のデビッド・イェーツが、長編映画初監督でメガホンを取った。おなじみのキャスト陣にイメルダ・スタウントン、ヘレナ・ボナム・カーター、ブレンダン・グリーソンらが新たに参加。

2007年製作/138分/アメリカ
原題:Harry Potter and the Order of the Phoenix
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2007年7月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

特集

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24
  • 画像25
  • 画像26

(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (c) J.K.R.

映画レビュー

4.0You Have to Admit Dumbledore's Got Style

2023年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

Entering the darker half of the Potter saga, everybody is planning for real battle as Hogwarts is overtaken by a tyrnnical overprotective cat lady. Much of the thick source material is reduced to montage, making for a much more lightweight experience compared to prior. Harry's rise to the chosen one and Carter's wicked witch are well-played attributes in this increasingly green-screened adventure.

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Dan Knighton

4.0見応え抜群、でも気持ちが整理できないまま

2024年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
jellyfish

3.5あのペンはやばい

2024年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

前作同様、最初からフルで見るのは2回目。
しかも相当前だから、細部は全然覚えてなかった。
最後の戦闘シーンだけは覚えていた。

さて、強キャラ魔法使いの不死鳥の騎士団がいきなり大集合。
シリウスに加え、久しぶりにルーピン先生も出て来て嬉しい。
ムーディも出て来たけど、あんな失態しといてシレッとリーダーなのは、やはり実力は飛び抜けているんだね。
一人だけバイク風の箒だし、なんかアラジンのジャファーみたいな杖だし、安心感凄い。

アンブリッジは当然ワザと腹立つキャラにしてるだろうけど、ほんとイライラする。
たまに現実にもああいう人いるよね。

ルーナはここで初登場だったんだね。
めちゃくちゃ可愛い。
ハーマイオニーに引けを取らない。
これは人気出るのもうなずける。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りんちゃん

4.5五年生。死が目の前を掠めていく。自分の身は自分で守りたい。

2024年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波、VOD

悲しい

興奮

幸せ

前提として
・多分3回目(字幕&吹替)。
・原作は未読。
・『ハリーポッター』シリーズは『~と炎のゴブレット』まで視聴済。
・デビッド・イェーツ監督の他作品は未視聴。

めちゃくちゃ好き。

ハリポタ映画の世界観を決定づけた、衣装・音楽・建造物・VFXなどが随所に観られる。明暗のバランスも良い。暗めではあるが暗すぎない。闇の中の光を強調している。

まずは展開。かなり良い。
冒頭はお約束のダドリー家。ただし、いつもと毛色が違う。ホラー映画さながらの始まりから、ヴォルデモートの影響力が垣間見える。
これもお約束、ウィーズリー家との合流。うーむ、心地がいい。シリウスとも再会。家族としての会話がいい。

学校生活には楽しみがいっぱい。それをドローレスが制限しまくる。学生としてのストレスと、その発散までのカタルシスが楽しい。フレッドとジョージがいい味出してる。
そんな青春もお構いなしに動き回るヴォルデモート。一人苦しむハリーと、それを支えようとしてくれるロンとハーマイオニー。

そして後半。呪文によるバトルが勃発!この展開もアツいんだ……!!
生徒たちの成長が観られる前哨戦。危機に駆け付ける騎士団!そしてまさかのダンブルドアvsヴォルデモート!!
終盤では悲劇が訪れます。僕たちも大好きだった、あの……
でも希望に満ちたエンドで終わるのが今作の好きなところ。

次にキャラクター描写。これもかなり好印象。
ハリーはめちゃくちゃ疎外感を感じる。が、終盤でカタルシスに至るまでの要素は揃えてくれる。つまり挫折しても立ち上がるまでの過程があの短い時間に詰まっているということ。観ていて純粋に応援できるし、共感もできる。急に主人公感出てきたね。あとお兄ちゃん感もすごい。年下のナイジェル(映画オリキャラらしい)を庇うシーンとかまさにそれ。見た目といい経験値といい、頼りがいがある。

ロン、めっっっっっっちゃ良い役回り。永遠の親友ポジ。どこまでハリーが自信無くしてもずっと信じて励ましてくれる。ずっとそこに居てほしい。ポンコツ感は相変わらず。でもそれがいい。

ハーマイオニーは二人との距離感がかなり近づいた様子。ただ親友として居てくれるのが良い。ハリーを尊敬しつつも、恋仲を茶化す。

ロンもハーマイオニーも、ハリーのそばにいてくれる心優しき悪友と言った感じ。特に、打倒ドローレスで結託する三人組が微笑ましい。

ネビルはめちゃくちゃ努力家なところを見せてくれる。どうしたネビル。いつからそんなかっこよくなってきたんだ?!応援してるぞ!!

新キャラのルーナは、儚げな魅力がある。親と死別した、他の人には視えないモノが視える、などハリーとの共通点も多い。ハリーのメンタルに陰ながら大いに貢献してくれるので活躍ともに観ていて楽しいキャラ。ネビルと良さげなコンビだったが果たして……?

チョウはハリーといい雰囲気。本格的にロマンスが観られます。が、最後の扱いが可哀想すぎる……カットの余波食らってない?
ジニーの表情にも注目。成長とは裏腹に、恋敵が現れた彼女の心情やいかに。

あと、シェーマス。今作では地味に重要な役どころ。手のひらをクルクル変える生徒たちの心情とヘイト管理を担ってます。彼のシーンを挿しこんだのは英断。

生徒以外のキャラクターもみんな良い。
特にシリウス!本当に良い!!しゅき!!!
ハリーにとっての唯一の家族であり、人生の指南役でもある彼。本作のキーキャラクターです。暖炉から顔を出す演出が変更されてたのには笑っちゃった。

ほぼゲストキャラクターのドローレス。彼女が前半のヘイトをかっさらっていく。性悪で絶妙にムカつく感じと、クセが異様なまでに強いのが記憶に焼き付いてしまうほどの強烈キャラクター。演技が素晴らしい。
ただ正直、彼女への仕返しが一回分余計だった気がしなくもない。でもスカッとはするしなぁ……

逆に後半のヘイトと強烈さを持ち合わせるのがシリウスのいとこ、ベラトリックス。"ザ・魔女"といった言動で強烈に引き寄せられる。
……待ってこいつ、いとこなのにこんなことするの?マジ???

マグゴナガル先生とかダンブルドアとかスネイプとか、色々と書きたいことはあるけど割愛!見どころ満載だからキャラクターにも注目して観てほしい。

衣装も洗練され、確立したように見える。紆余曲折を経て、ここに至ったと考えるとすごく感慨深い。
建築物も同じく。ホグワーツ外での冒険も描かれるため、その様子も見どころ。魔法界の細部が広がる。
音楽も名曲揃い。イチオシは『Flight of the Order of the Phoenix』。今ではシリーズ代名詞の一つみたいな顔してるけど、今作からじゃないか?
あ、そうそうVFXのレベルも一つの到達点を迎えたと思う。雰囲気も世界観もマッチしているのが妙技。

ファンが観たかったものを入れつつ、物語を進めながら、感情のアゲサゲもさせてくれる。比喩的表現も多く、全体を通して「巧い」の一言!
ワクワクさせられっぱなしで、観て良かったと思える一作。シリウスもしっかりと絡むので『~とアズカバンの囚人』も見直したくなる。
初めから終わりまで大満足のハリポタ。そんな作品。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
NandS
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「ハリー・ポッター」シリーズ関連作品

他のユーザーは「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以外にこんな作品をCheck-inしています。