リプリー : 新作映画評論

現在の掲載作品数23274

リプリー

劇場公開日 2007年5月24日
RATE
NO RATE
リプリーのレビューを書く
見たい度
NO RATE
見たい度を投票
クリップ数
リプリーをクリップ
  • リプリーの作品情報
  • リプリーの注目特集
  • リプリーの映画評論
  • リプリーの予告動画
  • リプリーのフォトギャラリー
  • リプリーのDVD
  • リプリーの映画レビュー
  • リプリーのグッズ
  • リプリーの知恵袋
  • リプリーのつぶやき

リプリー 5月24日よりロードショー

リプリー

8月5日より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

若手スター勢揃い。夢の競演!

画像

アラン・ドロンが演じた役にマット・デイモンが挑むというだけで、反発を買いがちなこの作品。やはり、ネックはマットであった。が、誤解なきよう。責められるべきは、あくまでアンソニー・ミンゲラ。「太陽がいっぱい」と異なり、貧しい青年リプリーが富豪の御曹司に、憎悪ではなく愛情を抱くという脚色は、成立困難な犯罪をめぐるサスペンスよりも、太陽に恋した男の哀しみを浮き彫りにするのには、確かに格好のアイディアだった。

しかし、それも、リプリーが魅力的な人物に描けていればこそ。なのに「グッド・ウィル・ハンティング」や「ラウンダーズ」で見せたマットの孤独や知的反逆児の香りを、ミンゲラがいかせていないので、リプリーがただのショボい男に。おかげで、ホモセクシャルな愛を描きながら、その手の色香がスクリーンに漂わない居心地の悪さとあいまって、マット・ファンとしてはいたたまれなくなるばかり。そういえば、アカデミー賞5部門ノミネートとはいえ、監督賞の候補にはなっていなかったっけ。アカデミー会員の侮れないセンスを見直しつつ、彼らとミンゲラの心を奪ったジュード・ロウの美しさにため息をつく。結局、この作品の価値はここにあるってことですね。

(杉谷伸子)

画像

富豪の放蕩息子ディッキーを連れ戻す役目を負って、イタリアに渡ったトム・リプリー。贅沢だが刺激のない毎日を送っていたディッキーは、下層階級のトムを物珍しがり、ジャズクラブやセーリングに連れ回す。自由奔放なディッキーの人柄と優雅な生活に強く魅せられたトムは、イタリアでの毎日で彼との間に強い絆が結ばれたと思い込むが、ディッキーにとってトムは父親と結ばれた金づるにすぎなかった。

原題:The Talented Mr. Ripley

監督・脚本:アンソニー・ミンゲラ

出演:マット・デイモン、グウィネス・パルトロウ、ジュード・ロウ、ケイト・ブランシェット

字幕:松浦美奈

1999年アメリカ映画/2時間20分

配給:松竹

オフィシャルサイト

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...