ハイロー・カントリー : 新作映画評論

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映画

ハイロー・カントリー

劇場公開日 2007年5月22日
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ハイロー・カントリー 5月22日よりロードショー

ハイロー・カントリー

11月27日より、シネマライズほかにてロードショー

ウディ・ハレルソン過去最高のハマリ役!

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製作者マーティン・スコセッシと監督スティーブン・フリアーズは、脚本家ウォロン・グリーンの向こうにサム・ペキンパーの幻を見ていたに違いない。グリーンはペキンパーの最高傑作「ワイルド・バンチ」の脚本を書いた男だからである。だが、チビのニューヨーカーとホモのイギリス人にはペキンパーの世界はあまりに遠い。映画マニアである二人にとっては夢の企画だったのかもしれない。だが、西部に踏み入ったことのない人間が作る西部劇とは……

それは第二次大戦のあと、小規模な家族農場が企業経営の大農場に駆逐され、最後のフロンティアが消えていった時代のことだ。まさしくペキンパー流に物語は失われゆく西部を悼む。主人公のビリー・クラダップは兄代わりの“ビッグ・ボーイ”ことウディ・ハレルソンとともに農場をはじめるが、二人の前に黒髪の女が現れたとき、すべてが暗転する。

もちろん、この映画にも本物がある。グリーンの脚本は世界の雄大さと男たちの愚かしさを充分に描いている。一方ウディ・ハレルソンはこれぞナチュラル・ボーン牧童という存在感だ。ひょっとしてハレルソンは名優への道を歩みつつあるのだろうか? なんてね。

(柳下毅一郎)

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1930年代後半のニューメキシコ、広大な平野ハイロー・カントリー。ピートは両親を事故で失い、一人で小さな牧場を取り仕切っていた。ある日、ピートは豪放磊落なカウボーイ、ビッグ・ボーイと出会う。ピート、ビッグ・ボーイ、弟のリトル・ボーイと仲間達は協力し、自分達の牧場で友情を育んでいった。天涯孤独のピートはいつしかビッグ・ボーイを家族同様に思うようになっていた。しかし、第二次世界対戦が勃発、2人は別 々の戦場に旅立ってゆくのだった。

原題:THE HI-LO COUNTRY

監督:スティーブン・フリアーズ

出演:ウディ・ハレルスン、ビリー・クラダップ、パトリシア・アークェット、ぺネロぺ・クルス

字幕:岡田壮平

1998年アメリカ映画/1時間54分

配給:アスミック

オフィシャルサイト

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