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自ブログから抜粋で。
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うーん、正直なところ監督の伝えたいことがいまいち理解できなかった。
同時進行的にいくつかの話が進むお陰か、長いわりに観ていて飽きはしないんだけど。
時系列をあえてぐちゃぐちゃにした『21グラム』より構成自体はわかりやすいんだけど。
日本を描いた外国映画にありがちな違和感はあまり感じなかったんだけど。
ただ、その日本パートだけが全体から浮いているような気はした。
終わり方も、「え、これで終わり?!」ってな感じたし。
でも、なんとなく見応えはあるんだよな。
キリキリと胸が締め付けられるような登場人物の追い詰め方はさすが。

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期待はしていませんでしたが、それをも下まわりました。
4つの話が繫がるとのことで綺麗に収束していくかと思ったら
時間軸をずらして、考えた風、を装うだけで、
全てがピッタリ収まり最後に納得ってことではなかった。
開始1時間くらいでの不要なエログロで興味を失い
続きは観なくても良くなっていましたが、
4つの話の収まり方だけ知りたいので観ました、が苦痛でした。
バベル(聖書)の話がどうしてもしたいなら、
最低限、興味が終盤まで持続する作品にするべきで、
それができないとテーマなんか考える気にならない。

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07年の今頃、どんな作品を観たいたのか、
作品リストを見ていたら、この「バベル」だった。
幼い兄弟の一発の銃弾から事件は連鎖していく。
今これと同じ事が、メキシコから全世界へ連鎖しているが、
この物語はモロッコから起きた。
少年が放った銃弾は偶然、
バス旅行していたアメリカ人夫妻の、妻の肩を撃ち抜いてしまう。
そのせいで彼等の旅行は大変なものとなり、
アメリカ国内で待つ子供たちとベビーシッターは翻弄される。
ベビーシッターは地元メキシコで息子の結婚式が予定されていたのだ。
その結婚式へ、やもおえず子供たちを連れて行くと
そこでも事件が引き起こされてしまう。
さて、モロッコの事件で使われた銃の所有者は日本人。
その銃の所有者ヤスジローには聾唖の娘がいた。
彼女の元へ刑事がやってくる。
こんな,内容だったと思う。
アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引き
オーストラリアが肺炎になる、なんて一昔に言われたが、
中国で鳥インフルエンザが発生すれば、
メキシコで豚インフルエンザが発生し、
世界中で新型インフルエンザが発症する世の中である。
ある事象は世界を駆け巡っていくが
その受け止め方は世界中ばらばらである、
今思うとそんなことを感じさせてくれたのであろう。

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前評判は確かに凄かった。吾輩の期待も確かに凄かった。さあ、現実はどうだったでしょうか?
『幾つものストーリーが、微妙に重なり合って1本の映画を構成している。そしてその、1つ1つのストーリーが、どれも素晴らしい』てな感じの評判を聞いておりましたし、実際に観て吾輩も各エピソードはそれぞれ充分に見応えの有るものだったと感じました。実は吾輩これまで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画は観た事が無かった(別に嫌いな訳ではないです。ただホントに観るタイミングがなかっただけ…)のですが、この構成力には脱帽いたしました。コレを1本の映画にしてしまうってのは、素晴しいことだと思います。その力は認めますが、ただですね~。敢えて言わせてもらいますと、モロッコとメキシコのエピソードは非常に密接に絡まっているのですが、コレに対して日本のエピソードは、この映画に絶対必要な要素だったのでしょうか?誤解を受けるかもしれませんが、決して日本で繰り広げられるストーリーの出来が良くないとか思ってる訳ではありません。むしろ、非常に良く出来たストーリーだったと思います。ただ、コレを他の国(モロッコとメキシコ)で展開する物語と絡ませるのは、何となくムリからっぽい気がしておりました。そう正に“浮いてる”“異質”って感じを受けました。チョット詰め込み過ぎ…。
ただ何度も言いますが、それぞれのエピソードは秀逸です。言葉が伝わらないことで、人間は自分の思いを他人に伝えることが出来ない。また同じ国にいても、言葉を持たない者がその思いを他人に伝えるのは、並大抵のことではない。そんな人間の苦悩を、俳優陣も素晴しい演技で見せてくれます。特に吾輩は、ブラピ演じるリチャードにかなり感情移入してしまいました。彼の何ともやり切れない“哀しみ”“怒り”“不安”といった思いは、スクリーンを通してヒシヒシと伝わってきました。
ところで、アカデミー賞にノミネートされた菊池凛子さんですが、確かに手話も素晴しかったですし、ノミネートに値する演技だったとは思います。んが、“高校生”と言われると、やはりチョット違和感を感じてしまいましたね。ただこの映画に出たことで、彼女が国際的に強烈なインパクトを残したのは確かです(だってイキナリ「氷の微笑」やっちゃうんですから…)。そういう意味では、コレを機に更に世界に羽ばたいて行く足掛かりには、充分出来たと思います。後は英語力をどこまで伸ばせるか?に掛かってくると思います。何せ今回は喋ってませんから。

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一つの事件をきっかけに、国境を越えていろいろな人の生活に影響をおよぼすというのがストーリー。まぁ、こういったグローバルなご時世ゆえに出来た映画という感じです。世界的に高い評価を得たらしいですが、個人的には企画勝ちの映画なだけで、後世に語り継がれる映画だとは思わない。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(ながっ)監督は、ラテン系なだけあって、演歌でいう「こぶし」が入りそうなくらい抒情的な語りです。でも、じめじめぶつぶつって感じで、個人的になじめず途中かなりウトウトしてました。
こういう複眼映画は、やっぱりスティーブン・ソダーバーグの「トラフィック」には及びませんね。

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エンディングに映し出されます言葉…。
【The brightest in the darkest night】
『最も暗い闇夜に輝く最も明るい光』
直訳するとこんなところでしょうか…?
または…、
『夜明け前こそ最も暗いのだ』
そして、
『闇は暁を求めて』
とも訳せましょうか。
先だって紹介しましたBOBBYしかり、
国家間の憎しみによる紛争、テロ…、そのえも云えぬ悲しみを乗り越えようと、
世界は暁を求めています…。
そんな映画です。
四つの言語が飛び交うメキシコ、モロッコ、日本…。
すなわち、アメリカ、アフリカ、アジアの三大陸を横断し製作された映画です。
モロッコのある村で放たれた一発の銃弾…。この一発の銃弾から、人間の抱える悲しみを個人、家族、民族、国家単位のコミュニケーションの難しさというテーマから描かれていきます。
いつものようにあまりストーリーには触れません。見て欲しいからです…。または、書くのがめんどくさいからです(……。)
さて、何故に涙があふれてくるのでしょうか?
本来持っている自分(人間)の中に潜む悲しみ…、希望…、僕の中の様々な核心を直撃したのでしょうか?
テロ、戦争、様々な争いごと…。これらは島国日本に生きている僕たちに無関係なことでなく僕たちの日常の出来事、すなわち僕たちが家族、恋人、仕事関係の人、友達などと関わり合う上で発生する、そして思い知るコミュニケーションの難しさから端を発することであると、この映画は語りかけます。
バベル公式サイトも是非参照してほしいのですが、この映画の大テーマは言語、国境、宗教の違いにより、
【心が分断されバラバラになった世界をつなぎたい】</font>
監督はこの困難なテーマを撮影中に実体験するのです。
まさに他言語が飛び交いコミュニケーションが非常に困難な中、“この映画に関わったすべての人たちの事を奥深く考えたい。そして皆で何かを胸に刻みたい。”との想いで完成させたそうです。
【本当の境界線は…、国家間、言語の違いにではなく私たちの自身の中にある】
そして映画の最後に小さく映し出される文字…、
The brightest in the darkest night。
この文章の前に二名の自分の子供たちの名前が書き綴られていました。
すなわち、冒頭に述べた暗闇の中の最も明るい輝きを放つ存在を“子供たち”であると位置付けているのです。
おらたちは悲しき現実を直視しなければいけないと思います。
今、普通の大人たち(特殊でサイコな人、凶悪な人、ジャンキーな人などではなく)が、いとも簡単に子供を殺してしまう。
僕たちももちろん含まれますが、性産業の業界がいとも簡単に“中出しまくり”なんて表現を用いてしまったりと…。
以上、おらのつぶやきでした。ご静聴ありがとうございます。
つぶやきだけでは終わらせないぞ!と誓うおらです。