バベル shin1babyさんの映画レビュー

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映画レビュー

バベル

  • 公開日 2007年4月28日
原題:
Babel
監督:
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
脚本:
ギジェルモ・アリアガ
製作:
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、スティーブ・ゴリン、ジョン・キリク
撮影:
ロドリゴ・プリエト
製作国:
2006年
上映時間:
2時間22分
配給:
ギャガ・コミュニケーションズ

(C) 2006 by Babel Productions,Inc. All Rights Reserved.

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暁を求めし闇の暗さかな
投稿日:2007年12月2日
shin1babyさんのレビュー

印象Pickup
泣ける
悲しい
知的

エンディングに映し出されます言葉…。

【The brightest in the darkest night】

『最も暗い闇夜に輝く最も明るい光』

直訳するとこんなところでしょうか…?

または…、

『夜明け前こそ最も暗いのだ』

そして、

『闇は暁を求めて』

とも訳せましょうか。

先だって紹介しましたBOBBYしかり、

国家間の憎しみによる紛争、テロ…、そのえも云えぬ悲しみを乗り越えようと、

世界は暁を求めています…。

そんな映画です。

四つの言語が飛び交うメキシコ、モロッコ、日本…。

すなわち、アメリカ、アフリカ、アジアの三大陸を横断し製作された映画です。

モロッコのある村で放たれた一発の銃弾…。この一発の銃弾から、人間の抱える悲しみを個人、家族、民族、国家単位のコミュニケーションの難しさというテーマから描かれていきます。

いつものようにあまりストーリーには触れません。見て欲しいからです…。または、書くのがめんどくさいからです(……。)

さて、何故に涙があふれてくるのでしょうか?

本来持っている自分(人間)の中に潜む悲しみ…、希望…、僕の中の様々な核心を直撃したのでしょうか?

テロ、戦争、様々な争いごと…。これらは島国日本に生きている僕たちに無関係なことでなく僕たちの日常の出来事、すなわち僕たちが家族、恋人、仕事関係の人、友達などと関わり合う上で発生する、そして思い知るコミュニケーションの難しさから端を発することであると、この映画は語りかけます。

バベル公式サイトも是非参照してほしいのですが、この映画の大テーマは言語、国境、宗教の違いにより、

【心が分断されバラバラになった世界をつなぎたい】</font>

監督はこの困難なテーマを撮影中に実体験するのです。
まさに他言語が飛び交いコミュニケーションが非常に困難な中、“この映画に関わったすべての人たちの事を奥深く考えたい。そして皆で何かを胸に刻みたい。”との想いで完成させたそうです。

【本当の境界線は…、国家間、言語の違いにではなく私たちの自身の中にある】

そして映画の最後に小さく映し出される文字…、

The brightest in the darkest night。

この文章の前に二名の自分の子供たちの名前が書き綴られていました。

すなわち、冒頭に述べた暗闇の中の最も明るい輝きを放つ存在を“子供たち”であると位置付けているのです。

おらたちは悲しき現実を直視しなければいけないと思います。

今、普通の大人たち(特殊でサイコな人、凶悪な人、ジャンキーな人などではなく)が、いとも簡単に子供を殺してしまう。

僕たちももちろん含まれますが、性産業の業界がいとも簡単に“中出しまくり”なんて表現を用いてしまったりと…。

以上、おらのつぶやきでした。ご静聴ありがとうございます。

つぶやきだけでは終わらせないぞ!と誓うおらです。

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