ロッタちゃん : 新作映画評論

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ロッタちゃん

劇場公開日 2000年1月
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ロッタちゃん 1月よりロードショー

ロッタちゃん はじめてのおつかい

1月中旬、恵比寿ガーデンシネマほかにてロードショー

5歳にして独立宣言。これがアタシの生きる道!

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この題名を聞いて、ただ主人公の女の子が可愛いだけで品行方正なお子様向け子供映画と思うのは大間違い。この映画は、子供をただ可愛いものという記号としてペットのように扱い、子役が笑顔で媚びを売る姑息な映画や、いたいけな子供が映画の中でいじめられたり、不幸な目に逢ったり、死んだりして観客の同情の涙を誘う類いの醜悪な作品とは根本的に違う。

アストリッド・リンドグレーンの原作を忠実に映画化したこの映画は、彼女の他の作品と同じように、頑固でわがままだけど、しっかりと意思と人格を持ち、前向きの行動力でトラブルを乗り越える子供の痛快な活躍を描いた元気の出る映画。子供が笑いながら自分と同じ背丈の視線で楽しめ、かつて子供だった大人が必ず昔の自分を思い出し、明日から純粋な気持ちで頑張ろうと思うとともに、子供を一人の人間として扱うことの大切さを身にしみる、老若男女が見るべき本物のキッズ・ムービーなのだ。

騒々しく、殺伐とした映画が多い中、この何も嫌なことが起こらない穏やかさと幸福感は貴重な清涼剤。北欧的ライフスタイルやファッションセンスも見のがせない、絶対に出会えてよかったと思える傑作だ。

(江戸木純)

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ロッタちゃんは5歳、ニイマン家の次女。ある朝、おかあさんが出してくれたセーターがチクチクするといってハサミで切り刻んでしまった彼女は、なんだか気まずくなってお隣のベルイおばさんの家へ家出してしまう。おばさんの家の2階を借りて自分の部屋を作り、一人暮らしを宣言。だけどそんな彼女も夜になるとやっぱり心細い。お化けが出そうで泣き出しそうになったとき、ようやくパパが迎えに来て…。

英語題:Lotta Leaves Home

監督・脚本:ヨハンナ・ハルド

出演:グレテ・ハブネショルド、リン・グロッペスタード、マルティン・アンデション

字幕:松浦美奈

1993年スウェーデン映画/1時間26分

配給:エデン、ミラクルヴォイス

オフィシャルサイト(独語)

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