ウイークエンド : 新作映画評論

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ウイークエンド

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ウイークエンド

ウイークエンド

4月27日より、ユーロスペースにてロードショー

よりダークな60年代たる21世紀に、ゴダールがオイシイ

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「ゴダールの映画史」DVD発売が牽引してのゴダール作品連続上映だが、ついに怪作中の怪作「ウイークエンド」も公開されることになった。ぶちきれた感じは当時もずばぬけたあほらしさだったが、今見ても充分にあほらしい、要するにすばらしいってことだ。これほどクルマのクラッシュと死体があっけらかんとざっくばらんにあふれた映画はあまりない。

ミレーユ・ダルクの朗読で、バタイユの文学ポルノ「眼球譚」が流れる冒頭、これはたとえばローラ・インガルスの吹き替えをやった佐藤久理子ちゃんの声で「眼球譚」を生できくほどの恍惚はないかもしれない(現在、本人に依頼中)が、ゴダール・アイデアはいろいろと使いがってがいいのである。

1960年代は、コミューンとか、ゲリラとか、セックスとか、ドラッグとか、いかがわしく魅力的な時代だったが、よりダークなネオ60年代たる21世紀に齧るキャンデーとして、ゴダールはおいしい。

(滝本誠)

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ABOUT THE MOVIE

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  • ウイークエンド
  • 都会に住む夫婦が、ある週末、夫の父の住む田舎に向けて車で出かける。が、道は同じように田舎に向かう車で渋滞していて、さまざまな不条理な出来事が起こっていく。 59年「勝手にしやがれ」でデビューしたゴダールは、60年代に「軽蔑」「気狂いピエロ」などを監督した後、一時長編劇映画から離れるが、その直前作が本作。この後彼は、政治闘争的映画製作を実践する集団ジガ・ベルドフを結成、匿名集団での映画製作を始めた。
  • 原題:
    Week End
    監督・脚本:
    ジャン=リュック・ゴダール
    撮影:
    ラウル・クタール
    出演:
    ミレーユ・ダルクジャン・ヤンヌジャン=ピエール・レオ
    製作国:
    1967年フランス映画
    上映時間:
    1時間44分
    配給:
    フランス映画社
  • オフィシャルサイト

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