TAXi（3）のレビュー・感想・評価

2024年3月26日
映画 #TAXi3 (2003年)鑑賞

スピード狂のタクシー運転手とマヌケな刑事のコンビのカーアクション第3弾

前二作のヒットにより、#シルヴェスター・スタローン が出演しているが、スタローンのシーンはすべてアメリカで撮影され合成したものだそう

今回はスキーの回転競技と競走してます

お馬鹿コメディでちょっとイラッと来る時がある。
スタローンが一瞬出るのはおもしろいｗ

■今日もダニエルはプジョー406を駆って、訳ありの客を時速300キロで送り届けていた。
　一方、マルセイユ警察のエミリアンは銀行強盗団に振り回されて頭を痛めていた。
　そんな2人が久々に再会を果たした矢先、敵を発見してアジトを突き止めるが…。

◆感想＜Caution! 内容に触れています。＞

・訳ありの客：シルベスター・スタローン。ダニエルのTGVよりも早いタクシーに乗っても涼しい顔である。このシリーズの客で、彼だけ吐かない。流石である。

・ダメダメ刑事のエミリアンも相変わらずで、サンタ強盗団の潜入捜査をしていたジベール署長を誤認逮捕。で、しょんぼり。

・ジベール署長も相変わらずのダメダメでサンタ強盗団を率いるキウ（バイ・リン)を簡単に警察内に入れて浮かれている・・。

・キウが補足したエミリアンに対する【拷問】。
ー　あれは、絶対、○○〇を○○〇〇〇してるんだよね！－

■雪山に逃げ込んだサンタ強盗団を追う、ダニエルのプジョー406の雪山仕様はナカナカ格好良い。が、大滑降レースに乱入して制しちゃうところは、第二作のラリーと同じですね。

＜このシリーズ、リュック・ベッソンが絶対に好き放題やっていると確信した第三作。そこまで、この勢いで行くのかな？
　あと、ダニエルもエミリアンもお父さんになるんだから、もう少し大人になろうね。＞

構成が007とそっくりで、タイトルバックに至っては唖然。
インラインスケートで銀行強盗を繰り返す犯人を、無能な警察と有能なタクシー運転手が追う。
最初の大物ゲストにビックリ。

007に似せたオープニング。そして、始まりからシルヴェスター・スタローンの客としての登場という豪華さ。おバカさがどんどん増していき、変わらずおもしろい。
今回はTAXIが雪山を走り降りるという、エミリアンとダニエルに子供もでき、はちゃめちゃさがさらにプラス。なんでもありです。

完全に好みが分かれそうなコメディ映画だが、好きな人は好き、ムリな人はムリ。ジャッキー映画のノリに近い展開だが、すでに完成しきっているくらいの安定感。シリーズ通してこのノリなので、個人的に楽しく流して観られるのが良い。

真剣に観ても、起承転結もちゃんとあり、時系列もシリーズを重ねてちゃんと進んでいる。今作もランエボⅦやインプレッサなど、日本でお馴染みの車が登場するのも嬉しい。

無茶な設定も無理な展開も、物語ごと全部笑って楽しむのが本シリーズ。変なツッコミはしないで、頭空っぽにして、ダニエル&エミリアンのコンビを楽しんで。

楽しいシリーズであることは間違いないのですが、ちょっとワンパターンな展開にマンネリ感がぬぐえません。
あとこういうコメディには、もう少し美女がでてくれると嬉しい(好みの問題かもせれませんが)。
ただオープニングのシルヴェスター・スターローンの特別出演は嬉しい♪

オープニングでスタローン登場。と、見せ場はそれまで(^_^;)
脚本のリュック・ベッソン…だいぶ脚本が雑になってきてないか？

ストーリーは雑になってるけど、そこそこ笑わせて貰ったので許す(^^)b

それにしても、あんなにマヌケなエミリアンの、ドコが良かったんだか？(^_^;)

シルヴェスター・スタローンを空港まで乗せるシーンから始まる。今回はプジョー406で警備隊が追跡を開始したときのスピードが298km/h、ライバル車は三菱ランエボVII。
サンタクロース強盗団…、拷問がフェラとは笑える。

BS日テレ字幕版鑑賞。冒頭最強映画。なんとスタローン登場。ここだけ見れば十分かも（笑）

ストーリーはやはりイマイチ。個人的にギャグのセンスが寒いのだ。オープニングの007からもう寒い。今回これにお下劣下ネタまで加わったぞ。
フランスではこれが国民的人気だってんだから、やはり私は合わないようだ。

しかしなんにでも慣れるもんだ。最後、署長がツボに入りかけてきた（笑）

2の時より、ヒューマンドラマ？（笑）に力が入っていた印象でした。
コメディ部分はブレずに面白いけど、タクシーの影が薄くなって、エミリアンと署長とちょっとダニエルとほんのちょっとタクシーという印象でしたね。

続編ものですし、登場人物がどう成長していくかを描写すると、タクシーも薄れていくんですかねぇ…

高速で運転するタクシードライバーを中心としたカーアクション・コメディー。
まあまあおもしろい。ありふれた内容だが、スピーディーな展開が楽しい。

総合：65点 （ ストーリー：50点｜キャスト：70点｜演出：70点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　前作の日本人に代わって、今度は中国人が登場する。しかし日本編では派手だった格闘の活劇が、今回は意外に功夫も無しで大人しめな演出なのは残念。その代わり派手なのは街中での犯人たちとの逃走劇で、こちらは楽しめる。内容は馬鹿馬鹿しい喜劇だが、気楽に観られて楽しめる。冒頭のスタローンには驚いた。

2011.9.4（月）

昨日、このシリーズのリメイク映画を地上波でやってて、原版も見たいなーっと思って探してみた。
１，２は見てない。３，４しかなかった。

最初から引き込まれるよね。
黒ずくめのローラースケート集団に追われる、黒ずくめの自転車男。
てかあれって誰だったんだろう？←

サンタ強盗団を追うだめだめ刑事と、車が大好きなタクシードライバー。
だめだめ刑事、８カ月も恋人の妊娠に気付かないとか(笑)やば！
それを告白するまで、お腹がうまーく写らないようにするカメラワーク！
全然自然すぎて分からなかったよ(笑)
タクシードライバー、普通の道路（高速道路かな？）を３００km越えで走るんだよ？すごい。素直に。
秋冬バージョンだ、とか言って雪山も普通に走れるように改造しちゃうし！

所長を誘惑して情報を引き出す中国人女性も。
アジア系女性って黒髪だからか、妖艶な役柄が多いよなあ。

多分お馴染みなコンビで単純で安心する映画かなーと。
コマメに挟まれるギャグはほんとういい！