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印象Pickup
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ついに観ました!観ましたよぉ~!
たくさん並んでるのにいつもレンタル中だったこの作品。
世間の注目度の高さに期待が膨らみっぱなしだった訳です。
ようやく観た感想はというと…。
「こわ…」
今は電車に乗る機会も少なく、まして満員電車なんて
東京に通っていた学生時代以来ほぼご無沙汰です。
それでも当時は痴漢に間違われる怖さは日々感じていたし、
実際に友人の中には間違われてニラまれたなんて話もザラ。
荷物が多い日なんてそりゃもう大変です。
女性専用がある訳だし、男性専用車両もあったらいいのになぁ…
まあ無いものは仕方ないので、満員電車に乗るときは「両手吊革」。必須ですね。
見終わった後に残る現在の警察、検察、裁判所の恐ろしい体質。
それを話には聞いていても実際に全く分かってなかった自分の無知さ。
「こわ…」
同じ「冤罪」をテーマとした作品として
ケビン・スペイシーの「ライフ オブ デビット・ゲイル」を思い出しました。
日米の違いやそもそものアプローチは全然違いますが
冤罪の怖さを思い知らされて衝撃を受けた作品。
まだ観てない方は興味があれば是非観てください。
※他サイトより転載(投稿日:2008/02/11)

印象Pickup
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自ブログより抜粋で。
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細部までよく作り込まれたいい映画だと思う。
小気味よい演出で、上映時間は永いけれど一気に観れる。
ただ硬派な社会派映画で、実のところ楽しい映画じゃない。
その語り口とは裏腹に、周防監督の憤りが観る者に憑依するかと思われるほどの渾身の問題作。
生易しい映画じゃないが男女問わずぜひ観ていただきたい。

印象Pickup
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たまたま仕事でこの半年間に30名くらいの現役弁護士のみなさん・裁判官・検事の卵の方々にインタービューをする機会があり、そのインタビュー目的とは別のところですっと腹落ちしたことが2つあって。
1.これまで「弁護士」の知り合いが一人もいなかったので・・・「弁護士」が総体的な「職業」としてしか理解できていなかったのが、具体的な「人」と紐づけて実感として理解できるようになったこと。
2.「裁判」という制度(現場)が「人」によって動いていることは知識としてはわかっていたけれど、そこに関わる「人」が自分の頭の中では無機質なシステムの一部だったのが、はっきりと血の通った「人」によって動いているんだという実感が備わったこと。
この映画は「痴漢えん罪」という理解しやすい事例を使いながら、それ以外のあらゆる刑事裁判における問題点を伝えている。監督である周防さんも、この映画に関するあらゆる評論も、それについてはほとんどが触れているところ。
映画の中で語られる、裁判は「それが真実かどうかを見極めて正しい判断する場でなく、今ある限定的な情報の中で、とりあえず白か黒かを決める場所だ」という現実。
正しいかどうかはわからないけれど、その問題点は、「裁判」という領域だけでなく、「政治」でも、「医療」でも、もっと近い僕らの「会社」や「学校」でも、すべてのシステムが内包しているんじゃないかという感じさえする。
「システム」というのは自分から縁遠い存在であればあるほど、目にすることがない領域であればあるほど、「システム=あるインプットに対してできるだけ正しい1つの答えを出している」という期待を抱きがちだけれど、実際にはその「システム」のほとんどが不安定で、常に真実だけを目指して動いているとは言えない、さまざまな思惑の結果としての「人間の感情」で成り立っているんだということを、しっかりと認識したほうがよさそう。
今日電車で乗り合わせた2人分の席を占領して大いびきをかいて居眠りしている人が、いつか自分を裁く弁護士かも知れないし、自分を治療する医者かも知れないし、自分の子どもを教える学校の先生かも知れないということ。
たとえば「テレビ」についてもそう。「お菓子会社」についてもそう。
この映画を見て、多くの人が憤りを感じると思う。ただそれは「痴漢えん罪」を始めとした刑事裁判制度に対する憤りにだけではなくて、ひとつひとつのシステムに対して向けなければいけない感情なんだ、と思ったりもする。
それに対して、さあ、明日から何をすればいいんだろう、なんて考えることがしっかりとできれば、世の中もっと良くなっていくのかもしれないなあ、と。
ま、そんな重い話はさて置き、娯楽としてとても楽しめる映画でした。そぎ落とす作り方をしていて、テンポが素晴らしい。2時間30分という長尺ながら、尿意を忘れるおもしろさという触れ込みだけれど、この日はすごい寒くって、紅茶をがぶ飲みしながらみてたので、さすがに最後はきつかったっす。うう。