劇場公開日 2005年6月11日

「こういう映画の意義って本当にあるの!?」リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0こういう映画の意義って本当にあるの!?

2008年7月30日

悲しい

怖い

ニクソン大統領の暗殺を企てた男の、孤独の悲しみと狂気を描いた作品。いちよう実話ベースらしい。

どこかマルクス主義チックの左よりの社会派作品で、某ミニシアター映画館の館主がえらい絶賛していたので、どんなものかと観てみました。社会制度の悪を浮き彫りにさせたい映画のようです。しかし、わたくしには社会よりも、この主人公が悪いとしか思えませんでした。何をするにしても、最終的には社会じゃなくて、それぞれの個人の責任の問題ではないでしょうか。こんな世の中や他人に責任なすりつける映画を観て、逆に自己責任取らなくなる人が増える方が怖い。

あんゆ~る