パープル・バタフライ

劇場公開日:

パープル・バタフライ

解説

戦乱の緊張が漂い始める1931年の上海。日本軍の敏腕諜報部員・伊丹は、かつて恋人だったシンシアに再会し、もう一度愛を育もうとするが、シンシアは抗日テロ組織パープル・バタフライの一員となっていた。「SAYURI」も楽しみなチャン・ツィイーと、国際派スター、仲村トオルが共演。監督・脚本は「ふたりの人魚」でロッテルダム映画祭でグランプリを受賞した中国映画界の新鋭ロウ・イエ。撮影は「たまゆらの女」のワン・ユー。

2003年製作/128分/中国・フランス合作
原題:紫蝴蝶 Purple Butterfly
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2005年11月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第56回 カンヌ国際映画祭(2003年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ロウ・イエ
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映画レビュー

4.0日中の許されざる恋だったが…

2023年1月8日
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鑑賞方法:DVD/BD
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HIDE Your Eyes

3.0映画のタイトルはテロ組織の名前。チャン・ツィイーがそこのスパイ。さ...

2020年9月2日
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映画のタイトルはテロ組織の名前。チャン・ツィイーがそこのスパイ。さらっと見せて説明もなく1928年の満洲の方は淡々としている。1931年に上海で再会、その時には仲村トオルも日本軍のスパイになって昔の恋人同士で戦うことになってしまうみたいな流れ。全体的にセリフ少なめ、映像でみせていくタイプ。仲村トオルは凄い良かった。

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collectible

2.0南京虐殺

2018年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.5映画としての存在感に溢れた映像

2015年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

降り続く雨、窓越しのちょっと歪んだような人物、極端に被写界深度の狭いピントの定まらいクローズアップ、定まらない揺れ動く構図、不自然なくらいに削ぎ落とされたセリフ、映画としての存在感に溢れかえっている。1928年満州、1931年上海の抗日運動に揺れ動く街が活き活きと捉えられている。チャン・ツィイー、仲村トオルが出いて、ロウ・イエは商業映画を初期には撮っていたのかと誤解していたら、とてつもなく監督独自の映像世界が展開されていた。

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