パッション(2004)

劇場公開日:

パッション(2004)

解説

人間イエス・キリストの死までの最後の12時間を写実的に描く問題作。メル・ギブソンが構想12年、製作費2500万ドルには私財を投じ、イタリアのチネチッタ・スタジオで撮影して完成。公開の可否を巡って長期に渡りキリスト教団体等との論争が繰り広げられたが、公開した途端に驚異の大ヒットを記録。観客には死者や警察に自首する犯罪者なども出現した。セリフはすべてラテン語とアラム語で語られ、全米でも英語字幕付きで公開。

2004年製作/127分/PG12/アメリカ・イタリア合作
原題:The Passion of The Christ
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2004年5月1日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第77回 アカデミー賞(2005年)

ノミネート

撮影賞 キャレブ・デシャネル
作曲賞 ジョン・デブニー
メイクアップ賞  
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映画評論

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映画レビュー

4.0ホラーなのね

2023年12月31日
iPhoneアプリから投稿

続編を作るみたいで2025年には公開されそうですよ!
 後の話ではなくて前の話だってさ
あとエグいし処刑される場面をリアルに見せる違う意味の血みどろ作品でエンタメ性がある訳ないから単純に感動以上に不快過ぎて2度と見ないだろうけどまあ内容がそれだから変える訳にいかないししょうがないよな!

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お主ナトゥはご存じか2世

5.0受難とは何を意味するのか

2023年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

二千年の間にPassionの1単語、漢字なら2文字に縮められたキリストの受難は本当はこういうものであったということをリアルに突きつける問題作。
「イエスは人間の罪を背負って、甘んじて磔刑を受け入れました。そしてそのあと復活しました。おしまい。」と今なら簡単に子供に聞かせるお話が、本当はどんなにむごたらしく、残忍で、「これが人間の原罪なのか」とショックを噛みしめる映画になっている。
年月で薄められた原点を賦活化する試みだが、見る人を選ぶ。

人間の根本は残酷で粗野で、モーセが十戒でわざわざ「殺すな」「盗むな」「犯すな」と書かなければ諫められなかったほど。
イエス・キリストがその原罪を肩代わりして死ぬことで、人間の罪が贖われたという解釈になっているけど、そんな簡単なことじゃない。覚悟していたイエス当人でも最後に「神よ、神よ、なんぞ我を見捨てたまいし」と天に嘆き、信仰が揺らぐほどの仕打ち。
それをしっかり描かなければそれを超えた存在の真価も表せない。

そんな前提を知らなかったとしても、見た人はこの映画から学ばなければいけない。人間はどういうもので、何をしたのかを。
目を背けるな、と首に突きつけられたナイフが、この映画。
この映画への評価は、そのまま自分自身の評価になる。真正面から受け止める力の無い人は、残酷表現に流されてしまい、その奥にある真意を評価できないだろう。

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mamemame

4.5感謝しながら泣きながら視聴しました。 イエス・キリストについて考え...

2023年10月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

感謝しながら泣きながら視聴しました。
イエス・キリストについて考える材料が自分の中に有ったので、尺の長い延々と続く虐殺シーンが退屈に感じませんでした。

息子を失う母マリアへのイエスの配慮も泣けるポイントでした。

痛みや苦しみを受け入れて侮辱されながら酷い目にあいながら死んでゆくイエス。その姿を目を見開いてしっかり脳裏に焼き付けるのが醍醐味です。

少し自分の解釈と異なる部分がありましたが、
そこは減点しませんでした。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.0痛い

2023年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
メルギブ以外は、「何か最初思ってたのと全然違うものができちゃったぞ」と困惑したのでは? どちらにしろ、メル・ギブソンの情熱というより狂気が全面に出てて、やりたかったことはちゃんとできているのだろうが、こちらとしては戸惑うばかりだった。

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なお