劇場公開日 2005年2月5日

「レイチェル・マクアダムスの可憐さ」きみに読む物語 六畳半さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0レイチェル・マクアダムスの可憐さ

2017年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

いくつかのラブロマンス映画でその名を知られるレイチェル・マクアダムスの出世作。そして現在大ヒット中の映画ラ・ラ・ランドのライアン・ゴズリングの出世作でもある。

ストーリーの骨子は目新しさを感じさせる物では無いが、やはり今作でもレイチェル・マクアダムスのキラキラとした輝く演技が注目である。彼女はやはり根っからのラブロマンス女優なんだと感じる。何よりも喜怒哀楽を爆発させる豊かなその表情。演技を超えて、観客を一気に感情移入させる事が出来る力がある。ライアン・ゴズリングとは実生活でも恋仲になったそうだが、彼女はどの出演映画であっても常に相手に本気で恋しているように見える所が素晴らしいと思う。

観賞後に知ったが、一枚のめぐり逢いと同じくニコラス・スパークスが原作小説を執筆している。穏やかで豊かなラブロマンスを描く小説家であると思う。原作小説も読んでみたい。

六畳半