ロード・オブ・ドッグタウン : 新作映画評論

現在の掲載作品数23649

映画

ロード・オブ・ドッグタウン

劇場公開日 2005年12月10日
RATE
NO RATE
ロード・オブ・ドッグタウンのレビューを書く
見たい度
NO RATE
見たい度を投票
クリップ数
ロード・オブ・ドッグタウンをクリップ
  • ロード・オブ・ドッグタウンの作品情報
  • ロード・オブ・ドッグタウンの注目特集
  • ロード・オブ・ドッグタウンの映画評論
  • ロード・オブ・ドッグタウンの予告動画
  • ロード・オブ・ドッグタウンのフォトギャラリー
  • ロード・オブ・ドッグタウンのDVD
  • ロード・オブ・ドッグタウンの映画レビュー
  • ロード・オブ・ドッグタウンのグッズ
  • ロード・オブ・ドッグタウンの知恵袋
  • ロード・オブ・ドッグタウンのつぶやき

ロード・オブ・ドッグタウン 12月10日よりシネマライズほかにてロードショー

そのギリギリの場所を「波」になぞらえて

画像

貧しい街で育った悪ガキたちが成り上がり、目一杯つっぱって暴れた挙げ句、大人たちの食い物にされてボロボロになっていく――。一体これまでに何度同じような物語を見たことだろう。この映画は実在するサーファー/スケーターたちの物語の映画化だが、それはロックバンドの物語にも、ギャングの物語にも置き換えられる。しかし似通ったそれらの物語の繰り返しは、それぞれたった一度のかけがえのない繰り返しであることを、この映画は教えてくれる。

その「かけがえのなさ」とは何か?

この映画のテーマ曲的な扱いで何度も流れる「Wish You were Here」がすべてを物語る。ピンク・フロイドの名曲をスパークルホースがカバーしたこの歌は、もはやここにはいない「あなた」に向かって歌われる。そしてそこのとによって、それを歌う「わたし」が以前とは決定的に違う場所に来てしまったことを示す。すべてをまったく違った場所に置き換えてしまう決定的な一瞬。そのギリギリの場所を、この映画は「波」になぞらえて、サーファーたちの愛と憎しみと悲しみと絶望の物語として示すのだ。もちろんそれこそ、それを見る私たちの願いでもあるのだと、それは語りかけてくる。「あなたにここにいてほしい」と。

樋口泰人

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...