フラガール シンコさんの映画レビュー

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ヴェロニカ・マーズ

映画レビュー

フラガール

  • 公開日 2006年9月26日
監督:
李相日
脚本:
李相日、羽原大介
撮影:
山本英夫
音楽:
ジェイク・シマブクロ
美術:
種田陽平
製作国:
2006年日本映画
上映時間:
2時間
配給:
シネカノン

(C)2006 BLACK DIAMONDS

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蒼井優のダンスが最高潮
投稿日:2008年6月17日
シンコさんのレビュー

印象Pickup
泣ける
楽しい
興奮

 
 主人公・紀美子(蒼井優)は、閉塞した炭鉱町の中で自らの夢を求めて、
 またある娘は、解雇された父親の代わりに家族を支えるため、
 それぞれの理由でフラダンサーに応募します。
 フラダンスなど裸踊りと思われていた当時、娘たちは決死の思いでした。

 紀美子の母親(富士純子)も、「働く」ということは汗水垂らし泥まみれになって、石炭を掘ることだと考えており、人前でヘラヘラしながら腰を振ることを「仕事」とは認めません。

 石炭を守ろうとする者も、新しい時代に挑戦しようとする者も、どちらも真剣であり必死です。
 両者の激しいぶつかり合いのシーンは見ごたえがあります。

 時代や土地の価値観は、住む人間の生き方を否応なく締めつけますが、夢と情熱をもって、自分や周囲を変えていく人の姿が感銘を招きます。
 紀美子の母親も、少しずつ娘の踊りを理解していきます。

 フラダンスの美しい手の動きには、手話のようにひとつずつ意味があるそうです。
 山場のエピソードでは、これが巧みに活かされ涙を誘いました。

 クライマックスは勿論、ハワイアンセンター・オープンの日、フラダンスの公演の舞台です。
 人間ドラマ,音楽が相まって盛り上がり、カットバックやスローモーションも挿入して、見事な演出でした。

 主人公・紀美子のソロダンスのシーン、映画は最高潮に達します。
 主演・蒼井優が見せるダンスの上達は、素晴らしいの一言につきます。

 蒼井優の熱演が、この映画の出来ばえを2倍,3倍に仕立て上げました。
 この年の屈指の一作でしょう。
 

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