ハート・オブ・ウーマン : 新作映画評論

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新作映画評論

ハート・オブ・ウーマン ハート・オブ・ウーマン

ハート・オブ・ウーマン

1月27日より、日本劇場ほか全国東宝洋画系にてロードショー

“女心が読める”バツイチ男の恋の行方は?

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アメリカでは数年前、「男女が理解しあえないのは、元々が違う生物だから」という論が流行した。男と女の間に横たわる河は、深くて暗いのだ。

本作は、電気ショックが原因で女心が読めるようになった男性が、心の底から愛せる女性に出会うまでの物語。マッチョを自負し、女性を軽視する主人公ニックを演じるのは、男っぽさに定評のあるメル・ギブソン。F・シナトラを理想の男と称えるニックをメルがチャーミングに演じ、華麗なダンスまで披露。ダンスの次は、広告を考えるため女性用商品を試すシーンが続く。ストッキングをはき、マニキュアやマスカラを使っても実に男らしく、それが笑いにつながる。これらのシーンは必見だ。

さて、ニックが蹴落とそうとする女性上司ダーシーと逆に恋に落ちるという設定は、いかにもロマンチック・コメディ的。鋼鉄の女を装う彼女にニックが惚れる展開は、当たり前すぎて面白みにかける。が、働く女性から見たら、これは実にうらやましい関係だ。働く女性の能力を認めてくれる男なんて、それだけでポイント高いもの。それにしてもニックのような男性が実際にいたら女心つかみ放題のはず。セックスのときも「ああして、こうして」と言う必要がなく非常に便利、と思ったのは私だけではないはずだ。

(山縣みどり)

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ABOUT THE MOVIE

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  • ハート・オブ・ウーマン
  • 広告代理店で働くニックは仕事にも女性にも自信満々のバツイチ独身男。ところが彼は、他社から引き抜かれた女性エグゼクティブ、ダーシーに狙っていた部長の座を奪われてしまう。そんなある日、ニックは自宅の風呂場で転倒したのがきっかけで、周りにいるあらゆる女性の考えていることが声となって聞こえるようになる。彼は他人に弱味を見せないダーシーの心の声を、図らずとも聞いてしまうのだが……。
  • 原題:
    What Women Want
    監督・製作:
    ナンシー・メイヤーズ
    出演:
    メル・ギブソン、ヘレン・ハント、ローレン・ホリー、マリサ・トメイ
    製作国:
    2000年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間6分
    配給:
    ギャガ・コミュニケーションズ、東宝東和
  • オフィシャルサイト

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