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Dolls(ドールズ)

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投稿日:2009年3月23日
だいすけさんのレビュー

一本の赤い紐でお互いの体を結び、当てもなくさまよう男女。
老齢のヤクザの親分と、彼を何年も待ち続ける女。
事故で片目を失った元アイドルと、それでも彼女を慕い続ける孤独な青年。

3組の男女の物語を「文楽」の「冥途の飛脚」の物語になぞらえ、
それぞれの「ラブストーリー」を描いています。

この映画のタイトル「ドールズ」は、
冒頭に登場する「文楽人形」のことであると同時に、
限りなく「人形」に近い3組の男女のことでもあります。

主人公達は「文楽人形」のように無表情です。
それが逆に、「豊かな表情」を感じさせます。

この映画は「人形達(ドールズ)」の物語です。
ですから、普通のラブストーリーと思って見ると、
あまりにも「浮世離れした」物語に感じるかも知れません。

この辺りが、この映画の評価の分かれ目のような気がします。

僕は、この映画を観て、「やっぱり、北野監督は凄い」と思いました。

この映画で監督が言いたかったのは、
「愛こそ、究極の『暴力』だ。」
ということだったんじゃないかな?

そう、僕は思います。

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