ターミネーター3 : アーノルド・シュワルツェネッガー インタビュー

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ターミネーター3

劇場公開日 2003年7月12日
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ターミネーター3

試写が回りだしたら「お、意外といいじゃん」の声が急増の「T3」。それもそのはず、シュワも監督ジョナサン・モストウも、本作についてはかなりの確信犯だったのだ。果たして彼らは“ヒット・シリーズの12年振りの続編”をどんなコンセプトで作ったのか? 小西未来氏の現地インタビューでチェックしてみよう。(聞き手:小西未来

アーノルド・シュワルツェネッガー インタビュー
「『T3』は正しい続編であると同時に新しい要素を取り入れている」

Photo by Kaori SuzukiPhoto by Kaori Suzuki

――前作が公開されてからすでに12年です。「T3」が作られるまで、どうしてこんなに時間が経ってしまったのでしょうか?

「その質問はプロデューサーにしたほうがいいよ。なんてったって、彼らは『T3』を作るためにとてつもない苦労をしたからね。実は『ターミネーター』の権利は、50%はある会社に、そしてもう50%は別の会社に売られてしまっていたんだ。その片方の会社が倒産し、権利は転売されていた。バラバラになった権利をすべて取り戻して、やっと『T3』の脚本を執筆出来る状態になった、というわけなんだよ」

――映画を拝見してなにより驚いたのは、キャメロン監督からモストウ監督にバトンタッチしたにもかかわらず、世界観が壊れていないことです。しかも、大きなサプライズがありますよね。はじめてこの脚本を読まれたとき、あなたの印象はいかがでしたか?

「ひどく興奮して、脚本家に電話をかけたことを覚えているよ。第一稿で、ここまで完成された脚本を目にしたのははじめてだったからね。感動的なストーリーでありながら、アクションがふんだんに盛り込まれている。すべてのシーンが頭に浮かんできて、ほんとうに素晴らしい出来だったよ。予算の都合上、それから多少の修正を加えざるを得なかったんだが、これほど素晴らしいストーリーが生まれたこと、そして、この物語を映像化できる才能溢れる監督に出会えたことに、心から感激したね」

――三度ターミネーターに扮したあなたですが、実は毎回違ったロボットを演じているわけですよね。今回のT-850は、とりわけユーモラスだと感じたのですが、これは意図的なものなのでしょうか?

撮影中の風景撮影中の風景

「ターミネーターというキャラクターは、これまでのロボットと一貫性がなくてはいけないし、『T3』という映画自体、機械VS人間という『ターミネーター』シリーズの構図に根ざした正しい続編として作られている。しかし、それと同時に、今回は新しい要素を取り入れている。手に汗握る緊張感たっぷりのシーンに、ユーモアを取り入れることがそのひとつなんだ。アクションシーンの迫力があまりにも圧倒的だから、ときどき観客の緊張感を解いてあげる必要があると考えたんだよ。だから、笑ってしまうような、楽しい瞬間がたくさんある。でも、映画の緊張感は壊していないはずだよ」

――「T3」を観たら、どうしても「T4」を期待してしまいますが、続編制作の可能性はありますか?

「それは、観客のみんなが決めることだよ。『T3』を作ったのは、その需要があったからだ。『T2』の公開直後から、続編を観たいという声が出てきて、そのムーブメントが世界中に広がっていった。今回も同じようなことが起これば、あり得ないことじゃないね」

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