スーパーマン・リターンズ : 新作映画評論

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スーパーマン・リターンズ スーパーマン・リターンズ 8月19日よりサロンパス・ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にてロードショー

“風の感触”を肌に感じるようなエロティックさがたまらない

画像(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.

ブライアン・シンガー監督は相当なスーパーマン狂らしい。例の、星空を文字がビュンビュンすっ飛んでいくアバンタイトルを用意し、ワクワク感を一気に盛り上げるのだ(ジョン・ウィリアムス作曲のあのマーチだ)。父役だったマーロン・ブランドの声で“再演”させるなど、旧シリーズ(78年・80年)へのオマージュもふんだんだが、もし旧作が未見の場合でも、スーパーマンの超人パワーを体感できるように脚本がよく練られている。

物語は「II」の5年後で、“恋人”ロイス・レインがシングルマザーになっていた、というプロットがすっばらしい! 「スパイダーマン」の専売特許だった“恋のジレンマ”が主題になって、物語にユーモアをもたらすからだ。また序盤、美人には見えないロイス(ケイト・ボスワース)が“息子”の存在により、神々しくも美しい“母”になっていく。

宿敵レックス・ルーサー(ケビン・スペイシー)のコミカルで優雅な身ぶりも見ものだが、やはりスーパーマン/クラーク・ケント(ブランドン・ラウス)の英雄的活躍に血がたぎる。墜落する飛行機を救出する場面の猛烈なスピード感はスゴイの一語だし、大都会メトロポリスの上空を、ロイスとともに2人で飛行するシーンの、“風の感触”を肌に感じるようなエロティックさがたまらない!

佐藤睦雄

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  • スーパーマン・リターンズ
  • 87年の「スーパーマン4/最強の敵」以来約20年ぶりとなるシリーズ最新作だが、本作は前シリーズ2作目の「スーパーマンII/冒険篇」の続編。クリプトン星の3悪人を倒し、忽然と姿を消したスーパーマンが再び地球に戻ってきた。だが、宿敵レックス・ルーサーは刑務所から出所し、かつての恋人ロイス・レインは他の男と暮らしていた……。監督は「X-MEN3」を蹴って本作に臨んだブライアン・シンガー。
  • 原題:
    Superman Returns
    監督:
    ブライアン・シンガー
    脚本:
    マイケル・ドアティー、ダン・ハリス
    撮影:
    ニュートン・トーマス・シーゲル
    音楽:
    ジョン・オットマン
    出演:
    ブランドン・ラウス、ケイト・ボスワース、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、エバ・マリー・セイント、ケビン・スペイシー
    製作国:
    2006年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間34分
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 8月19日よりサロンパス・ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc

スーパーマン・リターンズ

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