スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー : 新作映画評論

現在の掲載作品数23606

スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー

劇場公開日 2004年11月27日
RATE
RATE C+
スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローのレビューを書く
見たい度
NO RATE
見たい度を投票
クリップ数
スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローをクリップ
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの作品情報
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの注目特集
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの映画評論
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの予告動画
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローのフォトギャラリー
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローのDVD
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの映画レビュー
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローのグッズ
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローの知恵袋
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモローのつぶやき

スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー 11月27日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー

11月27日より、日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

ここまで趣味を現実化できるというのも現代なればこそ

画像

今年続々と現れた<実写/CG>の融合映画は、この一作の前にすべて滅ぶ(「マインド・ゲーム」除く)。モーション・キャプチャーのような動きの不自然さを排しつつ、望む世界を完璧に創造するには、実写さえも徹底的に素材と捉えてアニメートしてしまえばいいのだ。……そんなことは誰でも考えつくって? しかしここまで作りこんだ長編映画は今まで存在したことがなかった。

さらに本作は、「スター・ウォーズ」以来の潮流であるクラシック回帰映画の新しい里程標である。なにしろ現代的であろうとする意志がほとんどない。メカ・デザインは戦前のSFパルプ雑誌そのまま。宮崎駿も「天空の城ラピュタ」で拝借した、フライシャー兄弟版「スーパーマン」のロボットも現れる。全体の色調や構図も40年代フライシャー的(ということはドイツ表現主義と未来派の影響が露骨)。ジュード・ロウは陰のまったくない天真爛漫な二枚目だが、バーバラ・スタンウィック的モダンガールのグウィネスと、アイパッチした女宇宙海賊アンジェリーナ(じゃないんだが、そんな感じ)のあいだでスクリューボールじみた女性上位的台詞の戯れに興じる。過去を愛でてりゃいいってモンでもないが、ここまで趣味を現実化できるというのもやはり現代なればこそ、なのだ。

(ミルクマン斉藤)

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー 画像 [拡大画像]
  • スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー
  • 1939年のニューヨーク。高名な科学者たちが次々に誘拐され、街には謎の巨大ロボット集団が出現。米空軍傭兵の名パイロット、スカイ・キャプテンと、女性新聞記者ポリーはこの事件を調査していき、天才科学者トーテンコフ博士の陰謀に気づく。本作で監督デビューのケリー・コンランが自宅のマックで4年間の歳月をかけて製作した6分間の映像が、製作者ジョン・アブネットの目に留まり映画になった。俳優以外はすべてCGIで作成。
  • 原題:
    Sky Captain and the World of Tomorrow
    監督・脚本:
    ケリー・コンラン
    撮影:
    エリック・アドキンス
    出演:
    ジュード・ロウグウィネス・パルトロウアンジェリーナ・ジョリージョバンニ・リビシマイケル・ガンボン
    製作国:
    2004年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間47分
    配給:
    ギャガ・ヒューマックス
  • 11月27日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...