恋人までの距離(ディスタンス)のレビュー・感想・評価
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哲学的な台詞
この映画で三番目に台詞が有るのが誰なのか分からないくらい、映画の殆どが二人の会話なんですね。
なので、一夜の二人を見る映画なんですけど、だんだんと惹かれ合っていく過程を楽しむって感じでもないの。
そんな感じだと、普通は観ていて途中で飽きちゃいそうなんだけど、全然飽きないんです。
何故かと言うと、台詞が結構哲学的なの。
お互い同じ考え方を持っているわけではないんだけど、共鳴し合う様にお互いの台詞を引き出していくんですよね。
これは、この二人相性良いんだろうなって思う。
一夜で終わらせちゃうの勿体ないですよね。
再会の約束をしたところで終わるのも良いですね。
まあ、続編が有るのは知っているから、この後も二人の関係は続くのは分かっているんだけど、半年後が気になりますもんね。
と言いつつ、まだ観たことない続編を観てみたいけど、観たくない気もするんですよね。
本当に大好きな作品
まさかの劇場で公開、しかもバレンタインに合わせるなんて憎い企画ですよね。
奇跡のような出会いと、朝までのわずかな時間を描いたラブストーリー。
何が起こるでもなく二人で過ごす時間が淡々と流れるのですが、これが実に愛おしい。
二人の会話で物語が動いていくのですが、その会話は本当取り留めもないんですね。
自身や家族の事だったり、昔の恋人の事だったり、時に社会の在り方だったり、でも二人にとって大切な時間であることがとても伝わってくるんです。
そしてカメラ。その流れる会話と多用される長回しがとてもマッチしてるんですよ。特に序盤のバスのシーンは物語に引き込まれるようでした。
あと今回初めてスクリーンで観るのですが、この長回しがとても映えていましたね。
そしてどのカットも絵のような美しさがあり、心に残ります。
キャス・ブルームの「Come Here」をバックに、何度もお互い見つめるのに目が合わないレコード屋の視聴ブース。
観覧車での引き寄せられたようなキス。
カフェでの電話ごっこで告げる、その胸の内。
芝生でのワインと別れが迫る物悲しい空気。
別れの列車に乗る寸前、堰を切ったように溢れ出る想い。
そして約束。
涙する作品でないのに、これだけ心に残るのが不思議なくらいですね。
今こうしてスクリーンで出会えた事を嬉しく思います。
三作目「ミッドナイト」から9年以上経ってしまいましたが、今でも続編の一報を楽しみに待ってたりするんですよね。
本当に大好きな作品です。
今撮ろうとしても決して撮れない距離感
スマートフォンと言うあらゆる事が可能なアイテムが普及した今この距離感を表現するのは不可能。
ロストイントラストレーションを観た時にも感じたが、スマートフォンが無い時代だからこそ作れた作品。
普段あまりロマンス作品は観ませんが、胸が締め付けられる様な切なくも暖かい気持ちになる良い作品でした。
一夜の恋を体験したような気分になれる作品
主人公二人の会話が知的で素敵。また、出会ってすぐの惹かれ合う男女らしい会話。あー惹かれ合う一番楽しい時期ってこんな感じだよね、っていうやり取り。もう会えないとわかっているからこそ、そのひと時を楽しめる。一番盛り上がる良い時期を切り取ったような映画。
12月16日
イーサン·ホークもジュリー·デルピーも大好きなので、イーサンに嫉妬することなく何回も見れます。
今回は平日のほぼレイトショーの特別興行の均一料金1600円で観ました。
すでにシニアの私にとっては贅沢鑑賞と言っても過言ではありません。
あかりがついて、まわりを見渡すと、遥かに若い人ばっかしで、制服の女子高生同士のカップルもいて、かなりショックだったけど、嬉しくもあり。
会話劇なんだけど、字幕見ないでジュリー·デルピーの顔ばっかりみてました😅
約束の半年後の12月16日は結婚記念日なんだけど、見事にイーサンが言うような結果になってしまっております。
でも、別にいいかって思える素敵な映画。
お金の無い恋人👫達のディスタンス 特別興行するほど?
次あるあるの展開
パリに向かう電車🚃で出会った男女二人が引かれ合い、ワンナイトラブ❤️(キスとペッティングだけ)を徹夜で…
23だからできることかな?せっかくの演劇も観に行くことなく、ワイン🍷グラスをパクっただけでなく…
半年後に会う約束をして女はパリ 男はアメリカへ帰っていく
金があればホテルでもとって行為に及んだのかな〰️❔とおっさんは考えてしまうのでした…😞
ウィーンでデートしたい
そうそう恋ってこんな感じ。
理由は分からないけど何故か会話が弾むとか、一緒にいて楽しいとか。この人は特別だって一瞬で分かる。ときめくウキウキ感がある。
自分の中では男女が愛し合って人生を分かち合うって極めて重要で価値のあること。そこから生まれる豊かさとか喜びって、なにものにも代えがたい大切なもの。
会話劇だけど恋愛に会話はいらない。
お互いを感じあうこと。それが大事。
頭じゃなくてハートと皮膚感覚。
異性としていつも魅力的でいたい。
体鍛えるとか、オシャレするとか大切。
男女が愛し合ってキスするって涙出るほど尊くて胸が苦しい。
バレンタインデー特集として復刻されていると思えるがおすすめ。
今年55本目(合計1,147本目/今月(2024年2月度)8本目)。
(ひとつ前の作品「エレクション 黒社会」、次の作品「ソウルメイト」)
※ 時間調整の関係で鬼滅の刃を見て向かったのですが、アニメ作品は鑑賞しても憲法論的な論点がある映画以外は基本的にレビュー外です。
こちらの作品、なぜかシアタス心斎橋で放映されていたのですが、実際にはシアタス心斎橋以外どころか多くの映画館で復刻上映されているようです。バレンタインデー関係かな?
列車の中で知り合った2人がウィーンだったか、その街をずっと観光するというストーリーで、物語の緩急といった概念はまぁまずもって存在しない作品です。ただこういった作品が好きという方もいましょうし、だいぶ前(30年くらい前)は、ロマンス作品はこういった緩急のない作品のほうがむしろ好まれていたのか、現在(2024年、23年)とは価値観がかなり違う作品です。
こういった事情もあって、映画そのものも評価が難しいし、また作品の中にも現在(2023~24)の男女同権思想の考え方からは「若干」怪しい字幕がありましたが、当時の作品のリバイバル上映である(おそらくバレンタインデー特集?いくつか、その趣旨の作品が映画館ごとに週替わりで放映されている模様)ことまで考えて、ここは引かない扱いでフルスコアにしています。
なお、本当に緩急のない作品で「ストーリーの解釈上混乱する余地はほぼないが、映画にミステリーやアクションなどを求める」のであれば本作品は違うのかな、と思います(95年とのことですが、当時は当時でそれなりにアクション映画はあったはず)。当時30年ほど前にどういった映画が好まれていたのかを知る機会にもなるかなといったところです。
※ VOD課金すれば見ることができる(ネットフリックスなどだと無料?)ことまで考えて、あれもこれも書くとネタバレどころの話ではなくなりますので、あまり書かないようにします(時々、古い作品が新作のようにぽつっと登場することってありますよね)。
別れ
旅先での出会いと別れ。期限があるからこそ気持ちは燃え上がる。
でも、これ、結婚してても同じこと。いつかは別れが来る。そのことを意識して生きていくことができたら、日常はとても輝きに満ちたものになるだろう。でも、大抵はそのことを忘れてしまっているのが普段の私たち。
続編があるらしいが、見たいようで見たくないような・・・。
Throw away the shame of traveling 覚えたて♥
爺さんの僕から見て、男性の髭面の汚さは極めていると思う。どこかで見た事のある男優だとは思ったが、男から見ると軽佻浮薄なC調男(演技はうまいのだろうが)に見える。『オレオレ詐欺』や『結婚詐欺師』に見える。だから、賢明な占いの女性は手相を見なかった。つまり、川辺で詩を書いていた詩篇詐欺師と同じ。
兎に角、この映画は脱米入欧の西海岸出身のリベラルと自称する白人保守層と頭の中には『アレ』しかない男の共同脚本と共同演出である。まだ2作あるヘナヘナ。
言うまでもなく、口だけの男には気をつけろ!!!
男は生活をすると変わる。絶対的に変わる。頭の中は『アレ』ばかり。
脱米入欧の『恋人達の予感』だね。
公園の様な所にウサギがいたが、先月行ったカトマンズには野生の猿が沢山いた。『野生の猿がいる』と思ったら、そこはごみ廃棄場だった。カラスも沢山いた。彼らは住み分けをしていた。
ビフォア・サンライズ
アメリカから旅行でやって来た青年(イーサン・ホーク)と、ブダペストの祖母に会いに行った帰りの女性(イーサン・ホーク)が、ウイーンに向かう列車で知り合い、意気投合する。
青年は翌日、飛行機でアメリカに帰るが、それまで二人でウイーンを観光しよう、となる。
二人の会話は人生観に至る壮大なものとなる。
早く連絡先を交換しろ、と焦ってしまう。
葛藤は年月が経っても変わらない
ストーリーというよりも、脚本に載せた人生哲学的なセリフの応酬がメイン。
男性側の何かを成し遂げたいという気持ちと家庭を築きたい気持ちの葛藤や、女性の自立と恋愛の関係は年月を経ても変わっていないことがわかった。
名作
恋愛ものあまり見ないため、知るのが遅くなってしまったがめっちゃ名作らしい。
Twitterで1ヶ月海外に一人旅する方が、この映画をきっかけとしていたのを知り、気になった。
若いイーサン・ホークめっちゃかっこいい。。
恋愛系の中でトップを争うくらい好き。
こういう恋してみたい、、。
クラブでの電話のシーン・原っぱのシーンも憧れる。
ラストも想像に任せる感じで最高。
オーストリアのウィーンの街並みもすんごい良かった。
これぞ恋愛?恋の魔法かな
恋愛ってこんなかんじなんだよな~、いや恋かな。
若いころにリアルタイムで見たな。
ファッション雑誌の映画コラムで紹介されていて、
面白そうだな~と思い、映画が高いからレンタルしたな~。
映画全体が恋なんだよ。
いつ始まるんだろう?とか思ってずっと見ているんだけど、何も始まらない。
映画を引っ張っていくようなエピソードも、とくに事件とか何も起こらない。
始まっているのは恋なんだろうね、
何も始まらないまま終わる映画なので、ダメな人はダメだろうね。
始まるかな?と思ったら、終わる映画なのでね。
懐かしい、もう一度見たいな。
旦那は理解できないだろうな、魔法にかからない人だからね。
恋って魔法なんだよね~。
自分でかける魔法。
恋愛中は魔法がかかっているんだよね~。
だから、そのまま結婚しない方がいいんだよ。
本当の愛は魔法は必要ない、だから覚めない。
距離も、時間も、関係ないんだよね。
恋と愛って似ているけど、似て非なるものってかんじ。
愛は覚めないんだよね~、冷めない。
だから、恋愛結婚って離婚率が高いんだよね~。
魔法から覚めるから。
本当の愛は覚めない(冷めない)んだよね~。
この映画つまらないんだけど、何故か記憶に残っている不思議な映画。
映画全体が恋を描いているからなんだろうな。
3部作だったけど、2部見たかな?
3部は見ていないな。
もう一度、ひとりで見たい映画。
人は時間に生かされている。
時間に限りがあるからこそ、強く、愛しく思えることは事実やと思う。
人は時間に生かされている。
昔に経験した、「焦げてしまうんじゃないか?」と思うような恋愛を思いださせてくれる映画でした
いいよね。
この映画いいよねっていう相手と恋愛したい。
同じ映画や、同じ音楽が好きな相手とは、はじめは話は合うものの結局は同族嫌悪でイケスカナイと思ってしまうことが多いが…
この映画は、いいよねと言い合いたい。
そんな映画。
何作目が好き?
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